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「日給5万円のメカニズム」成瀬俊明は詐欺?運営実態を検証

「日給5万円のメカニズム」の広告LPに掲載された、成瀬俊明氏を名乗る人物の写真とスマートフォン通知を模した「+53,150円利確しました」という表示
タダシ(投資詐欺検証ラボ 編集長)

タダシ

こんにちは、タダシです。

編集長のコメント

タダシ

編集長のタダシです。 『日給5万円のメカニズム』という広告、目にした方もいると思います。

公的資料だけで、一緒に確かめましょう。

結論

仕掛け人も運営会社も裏付けが取れない案件に、 お金は払いません。

仕掛け人とされる『成瀬俊明』氏の経歴を裏付ける資料は見当たらず、 運営会社を名乗る『LIFE BUSINESS SUPPORT PTE.LTD.』も、 金融庁への登録が確認できないからです。 ここから、発信・導線・運営会社の3つに分けて確かめます。

編集長のコメント

タダシ

正直に言います。 名前も所在地も裏が取れない相手に、出金前の手数料を払う理由はありません。

ここで一度、立ち止まってください。

注意

仕掛け人も運営会社も、実在の裏付けが確認できません

『日給5万円のメカニズム』の仕掛け人とされる成瀬俊明氏について、 投資家としての経歴を裏付ける資料は確認できません。 運営会社を名乗る『LIFE BUSINESS SUPPORT PTE.LTD.』も、 金融商品取引業の登録は確認できません。 この記事では、①発信の中身 ②LINE登録からの導線 ③運営会社 の3つを混ぜずに見ていきます。

結論を先に置きます

投資案件『日給5万円のメカニズム』の話です。 SNSや広告で見かけて、気になった方もいると思います。 まずは3行で、先に結論を置いておきます。 ① 仕掛け人とされる成瀬俊明氏について、 投資家としての実績や経歴を裏付ける資料は、 確認できませんでした。 ② LINE登録後の流れは、 デモ画面で利益を見せたうえで、 出金時に高額な手数料を請求する構造とみられます。 ③ 運営会社『LIFE BUSINESS SUPPORT PTE.LTD.』は、 金融商品取引業の登録が確認できません。 この3つを、公的資料で順番に確認していきます

編集長のコメント

タダシ

結論だけ先に言うと、私はこの案件には申し込みません。

仕掛け人も運営会社も、名乗っているだけで裏付けが取れないからです。

まずは3つに分けて見る

表は左右にスクロールできます

切り口広告・LPで見える印象公的資料で確認できること
① 発信の中身『今日稼いで明日引き出せる』『証拠を大公開』という即金性の強調。米ウォール街の伝承者を名乗る成瀬俊明氏が登場投資ロジックやバックテスト結果の開示はなく、成瀬俊明氏の経歴を裏付ける資料も見当たりません
② LINE登録からの導線公式LINEに登録すると、無料のデモ画面で利益を確認できるという案内国民生活センターが公表する典型的な手口と一致する点が多く、利益は演出上の数字とみられます
③ 運営会社・特商法表記『LIFE BUSINESS SUPPORT PTE.LTD.』という社名が記載所在地はシンガポールとされ、電話番号の記載が見当たらず、金融庁の無登録業者リストに掲載はないものの登録の事実は確認できません

ネット検索だと、この3つがごちゃ混ぜになりがちです。 『成瀬俊明という人が言っているから本当だろう』とか、 『LINEで無料相談だから安心』とか、 別々の話を混ぜた印象で語られがちです。 どちらも根拠にはなりません。 この記事では、3つを順番に見ていきます。

編集長のコメント

タダシ

広告・導線・運営会社。

私は、この3つを混ぜずに見ることにしています。

①発信の中身と仕掛け人「成瀬俊明」を検証する

『日給5万円のメカニズム』は、 成瀬俊明氏が仕掛け人とされる投資案件です。 広告では、 『米ウォール街メカニズムの伝承者』という肩書きが使われています。

紹介ページには、 『今日稼いで明日引き出せる』という、 即金性を強調する文言が並びます。 スマートフォンの通知を模した『+53,150円利確しました』という表示も、 『証拠』として使われています。

編集長のコメント

タダシ

『証拠を大公開』とうたう画面は、スマートフォンの通知を模した演出です。

実際の取引記録や第三者機関の監査資料ではない、という点は区別しておきたいところです。

肝心の中身を見ると、 具体的な投資ロジックやバックテストの結果は、 一切開示されていません。 『成瀬俊明』という名前で調べても、 投資家としての実績や金融業界でのキャリアを裏付ける情報は、 編集部では見つけられませんでした

参考にした元記事では、 顔写真として使われている画像について、 AI生成画像や素材サイトの写真に似ているという指摘がされています。 これは編集部が独自に裏取りできた事実ではなく、 あくまで元記事の指摘(二次情報)として扱います。

ここまでで確認できたのは、 『実在の投資家であることを示す一次情報がない』という一点です。 人物の実在そのものを断定することはできませんが、 名前と肩書きだけで信用する材料にはなりません

『発信の中身』を確認した次は、 LINE登録から出金までの導線を見ていきます。

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申し込み前にぜひ一度相談ください(新しいタブで開きます)

②LINE登録から出金までの導線を確認する

SNSやLINE経由の投資勧誘については、 国民生活センターSNS上の投資グループで勧誘される詐欺的なFX取引トラブルとして、 令和6年(2024年)1月24日に注意を呼びかけています。

引用

SNSやインターネット上の広告、SNSで知り合った人からの紹介等をきっかけにSNSの投資グループに誘われ、そこでFX取引を持ち掛けられるという新たなパターンが目立つようになっています。消費者は投資グループ内での指示通りに、指定された個人名義の口座に次々とお金を振り込みますが、最後はお金を一切引き出せなくなるという詐欺的な手口です。

出典国民生活センター「SNS上の投資グループで勧誘される詐欺的なFX取引トラブル」(令和6年1月24日)
国民生活センター「SNS上の投資グループで勧誘される詐欺的なFX取引トラブルーその仲間、信じて大丈夫?ー」の発表ページ
国民生活センターが2024年1月24日に公表した注意喚起。SNSの投資グループに誘われ、指定口座への送金を重ねた末に出金できなくなる手口が紹介されている(出典:国民生活センター公式サイト)。

同じ資料では、 実際の相談事例として、 『FX取引アプリが無料で提供され、 利益が出たので投資額を増やしたが、 出金には税金として160万円が必要と言われ、 振り込んでも出金されなかった』 というケースが紹介されています。

『日給5万円のメカニズム』についても、 参考にした元記事によると、 LINE登録後は無料のデモ画面を使わされ、 そこで増えていく利益は画面上の演出とみられます。 出金しようとする段階で、 『出金手数料』や『システム利用料』として、 数十万円単位の請求が行われると報じられています。

編集長のコメント

タダシ

デモ画面で増えていく数字を見せられると、本物だと思ってしまいがちです。

ですが、出金できて初めて『利益』と呼べます。

出金前に手数料を求められた時点で、私は距離を置きます。

注意

『出金には追加の入金が必要』は典型的な赤信号

国民生活センターの事例でも、 『税金』『手数料』『保証金』といった名目で、 出金の直前に追加の送金を求められるパターンが繰り返し報告されています。 正規の金融商品取引業者が、 出金のために追加入金を求めることは、 通常考えにくい流れです。

同じように、SNS経由の投資勧誘という手口そのものを調べた記事に、 Dalivoraの検証記事があります。 あわせて読むと、手口の共通点が見えてきます。

ここまで、①発信の中身と②導線を見てきました。 『自分が見ている案件がこれに当てはまるか分からない』——そう感じたら、まずはLINEで確かめてください

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③運営会社「LIFE BUSINESS SUPPORT PTE.LTD.」と特商法表記を確認する

運営会社について確認できる範囲(参考記事による表記)

運営会社名
LIFE BUSINESS SUPPORT PTE.LTD.
所在地
シンガポール(バーチャルオフィスとされる)
電話番号
記載が見当たりません
返金規定
記載が不透明とされています
金融庁への金融商品取引業の登録
確認できません

運営会社を名乗るのは、 『LIFE BUSINESS SUPPORT PTE.LTD.』という社名です。 所在地はシンガポールとされていますが、 編集部が独自に法人の実在を裏付ける一次資料は確認できていません

注意

海外法人の実在確認には限界がある

シンガポールなど海外の法人については、 国税庁の法人番号公表サイトのような、 日本国内の公的データベースがそのまま使えるわけではありません。 社名や所在地の記載だけでは、 法人としての実在や信頼性は確認できないという点は、 押さえておく必要があります。

日本国内でFXの自動売買システムを提供したり、 投資の助言を行ったりするには、 金融商品取引業の登録が必要です。

引用

日本の居住者を相手に、株取引やFX取引、暗号資産取引などの金融商品取引業・暗号資産交換業を行う者は、日本の法令に基づき、登録を受ける必要があります。

出典金融庁「無登録業者との取引は要注意!!~無登録業者との取引は高リスク~」
金融庁「無登録業者との取引は要注意!!~無登録業者との取引は高リスク~」の発表ページ
金融庁が公表する無登録業者への注意喚起ページ。日本居住者向けにFX取引等を行う者は登録が必要である旨が明記されている(出典:金融庁公式サイト)。

同じ資料には、 『登録を受けていない無登録業者は、 投資者保護のための態勢が確保されているか、 当局では確認できない』 という趣旨の説明もあります。 金融庁無登録で金融商品取引業を行う者の名称等についてという一覧も公表しています。 編集部で確認した範囲では、 『成瀬俊明』『LIFE BUSINESS SUPPORT』いずれの名称も、 この一覧には掲載されていません(2026年8月18日確認)。

金融庁「無登録で金融商品取引業を行う者の名称等について」の掲載ページ
金融庁が公表する無登録業者の名称等一覧ページ。警告書を発出した時点で確認できた無登録業者に限られる旨が明記されている(出典:金融庁公式サイト)。

注意

掲載がない=適法という意味ではありません

金融庁のページには、 『掲載されている無登録業者は、 警告書の発出を行った時点で確認できた者に限られる』 『掲載されていない者でも、 無登録営業に該当する行為を行っていることがあり得る』 とはっきり明記されています。 つまり、 リストに載っていないことは、安全の証明にはなりません

特定商取引法では、 通信販売の広告に、 事業者の氏名(名称)・住所・電話番号などを表示することが義務づけられています消費者庁「通信販売広告について」には、 『通称や屋号、サイト名は認められません』 『確実に連絡を取れる番号を表示することが必要』 と明記されています。

参考にした元記事によると、 『日給5万円のメカニズム』の特定商取引法に基づく表記には、 連絡先としての電話番号の記載が見当たらないとされています。 トラブル時に連絡が取れなくなるリスクが、 最初から組み込まれていると考えられます。

編集長のコメント

タダシ

電話番号が無い契約というのは、私なら結びません。

何かあったときに、連絡する手段が無いということだからです。

無登録業者リストとの照合という切り口では、 Berrypaxの検証記事OnFinの検証記事でも、 同じ手順で確認できる範囲を整理しています。

ここまで、③運営会社と特商法表記を見てきました。 『もう登録してしまった』という方も、一人で抱えずLINEで相談してください

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もしお金を払ってしまったら

『もう出金手数料を払ってしまった』 という方は、 諦める前に確認してほしいことがあります

クレジットカードで分割払いなどをした場合、 『支払停止の抗弁』という制度を利用できる場合があります。 これは、 『商品やサービスに問題があるとき、 クレジット会社への支払いを止められる』 消費者側の権利です。 ただし、 支払回数や金額など一定の要件があり、 一括払いには使えないなど制限もあります。

注意

支払停止の抗弁は「黙って止める」と延滞扱いになる

支払いを止めたいときは、 自分から届出(申出)をする必要があります。 黙って支払いを止めてしまうと、 クレジット会社に延滞として扱われてしまいます。 まずは、 クレジットカード会社に直接相談してください。

海外の運営会社が相手の場合、 国際ブランドのチャージバック(任意の手続き)という手段もありますが、 これは法律上の権利とは別の、 各カード会社の内規に基づく手続きです。 一人で判断せず、 消費生活センター(電話188)や弁護士に相談することをおすすめします。

編集長のコメント

タダシ

支払停止の抗弁もチャージバックも、条件によって使えるかどうかが変わります。

自己判断で諦めず、まずは窓口に相談してください。

申し込み前のチェックリスト

  • 『日給5万円のメカニズム』の投資ロジックやバックテスト結果が、無料説明や動画で具体的に示されているか抽象的な演出だけで終わるなら要注意
  • 仕掛け人『成瀬俊明』の経歴を裏付ける第三者資料があるか自己申告のプロフィールは鵜呑みにしない
  • LINE登録後のデモ画面の『利益』を、実際に出金という形で受け取れた人がいるか出金できて初めて利益です
  • 出金の際に手数料や保証金を先払いするよう求められていないか先払いを求められた時点で要注意
  • 運営会社『LIFE BUSINESS SUPPORT PTE.LTD.』の実在と、金融庁への金融商品取引業の登録を自分でも確認したか金融庁の無登録業者リストは誰でも確認できます
  • 特定商取引法に基づく表記に、電話番号など連絡先の記載があるか契約前に必ず目を通す

注意

もう申し込んでしまった、という方へ

諦める前に、確認してほしいことがあります。 ① クレジットカード払いなら、 支払停止の抗弁が使える場合があります。 ② 銀行振込でも、 諦めずに窓口へ相談してください。 相談先はこのあたりが安心です。 ・消費生活センター(電話「188」) ・弁護士

編集長のコメント

タダシ

チェックで一つでも詰まるなら、申し込みを急ぐ必要はありません。

私は、経歴も運営会社の登録も確認できない案件には、お金を払いません。

まとめ|3つを混ぜずに見る

表は左右にスクロールできます

切り口編集部の見立て押さえる軸
① 発信の中身『今日稼いで明日引き出せる』という即金性を強調。仕掛け人・成瀬俊明氏の経歴を裏付ける資料は確認できない実績や肩書きの自己申告を、そのまま信用材料にしない
② LINE登録からの導線無料のデモ画面で利益を見せたうえで、出金時に高額な手数料を求める構造とみられる。国民生活センターの注意喚起と手口が一致出金できて初めて利益。先払いを求められた時点で立ち止まる
③ 運営会社・特商法表記『LIFE BUSINESS SUPPORT PTE.LTD.』はシンガポール所在とされ、電話番号の記載がなく、金融商品取引業の登録も確認できない登録の有無と連絡先の有無を、契約前に自分でも確認する

本記事の目的を確認します。 『成瀬俊明』という人物や、 『LIFE BUSINESS SUPPORT PTE.LTD.』という会社を、 全否定したいわけではありません。 ただ、 『実在を裏付ける一次情報がない』という事実は、 この記事で確認できた範囲でははっきりしています。 経歴も運営実態も確認できない状態での入金は、おすすめしません

編集長のコメント

タダシ

詐欺とは断定しません。

ただ、仕掛け人も運営会社も裏付けが確認できない以上、私は今の情報だけでは申し込みません。

確認ポイント

「自分の場合はどう?」って思った方へ

次のどれかに当てはまるなら、LINEで気軽に投げてください。 ・広告で見た『日給5万円のメカニズム』に、勢いで登録しようとしている ・すでにLINE登録して、デモ画面を見せられている ・もう手数料を支払ってしまい、対処法に迷っている 公開資料の範囲で、判断材料を一緒に並べていきます