結論を先に置きます 競艇サンダーバードは、LINEの友だち追加で無料登録できる競艇予想サイトです。
紹介記事では「口コミは良い20件・悪い1件」「無料予想の回収率113%」といった数字とともに、 優良 と評価されています。
まず結論から言うと、現時点で 「詐欺だ」と断定できる公的な証拠は確認できません 。
ただし、 この評価をそのまま信じて有料プランに進むのは、慎重になった方がいい と考えています。
理由は3つあります。
『口コミは良い20件、悪い1件』。
この数字、私は鵜呑みにしません。
誰が・どの期間で集計したかによって、印象は大きく変わるからです。
① 口コミ21件・世間の評判の内訳は、いずれも 紹介記事側が独自に集計した二次情報 であること。
② 無料予想の回収率は検証時期によって 95%から163%まで大きく上下している こと。
③ 運営元の所在地は レンタルオフィス・バーチャルオフィスとしても使える物件 で、販売業者名は 社名非公開 だったこと。
この3点を、順番に見ていきます。
まずは3つに分けて見る 表は左右にスクロールできます
切り口 紹介記事で言っていること 冷静に見たときの注意点 ① 口コミ・評判 「口コミは良い20件、悪い1件」で優良評価 集計元は紹介記事自身。世間の評判は優良5・悪質3・その他2で賛否両論 ② 予想の中身・料金 「無料予想の回収率113%〜163%」 検証した10レースは その都度紹介記事側が選択 。当編集部の検証ではない ③ 運営元 販売業者は競艇サンダーバード運営事務局 社名非公開 、所在地は レンタル/バーチャルオフィス物件
先に書いておきますが、本記事は 競艇サンダーバードの運営者個人を「詐欺師だ」と決めつけるものではありません 。
やりたいのは、 紹介記事の評価 と、 公的な記載や一次情報で確認できる事実 を、きっちり分けて並べることです。
有料プランは 最大7万5000円 の情報料になるプランもあるからこそ、「紹介記事の評価」と「確認できる事実」を分けて見ていきます。
紹介記事の評価と、確認できる事実は別物です。
私なら、まずこの2つを分けてから考えます。
ここまでで、 紹介記事の評価と確認できる事実は分けて見るべき だと整理しました。
ですが、自分が見ている予想サイトの紹介記事やLINEの案内がどこまで信用できるか、ひとりだと判断しづらいこともあります。
気になる予想サイトや勧誘があれば、 無料で編集部に確かめてください 。
投資詐欺検証ラボ LINE相談窓口
①口コミと回収率の高さをどう見るか 「競艇サンダーバード」で検索すると、検証・評判をうたう複数のブログがヒットします。 同じ案件でもブログごとに評価が分かれる ことに注意が必要です(画像:紹介記事より)。 紹介記事によると、 競艇サンダーバードの口コミ ( 同ブログが2026年6月〜8月に独自集計 )は、良い口コミ20件・悪い口コミ1件・その他0件の合計21件とされています。
“ 引用
口コミ件数が3か月間で21件もあるので、口コミの比率をかなり信頼できるぞ。その上で、良い口コミの割合が95%で、悪い口コミは5%だった。
出典 競艇サンダーバード 紹介記事より一方で、同じ紹介記事は「世間の評判」として、検索上位10記事を独自に調査した結果も載せています。
こちらは 優良評価5個・悪質評価3個・その他2個 で、紹介記事自身も「賛否両論」とまとめています。
同じサイトを扱っていても、口コミの集計方法や対象期間によって評価は変わる ということです。
無料予想の回収率についても、紹介記事は複数回にわたって独自検証を行っています。
2024年9月検証で95%、2024年12月検証で118%、2025年5月検証で163%、2025年7月検証で117%、2026年6月検証で113%と、 検証した10レースの結果はその都度大きく変動しています 。
これらの数字は、 紹介記事(kyoutei-navi.com)が独自に選んだ10レース分の検証結果 という二次情報です。
当編集部で舟券の的中結果そのものを検証したものではないため、 裏は取れていません 。
ボートレース公式データの1レース分の結果表(例)。 3連単の払戻金は組み合わせと人気によって大きく変わります (画像:BOATRACEオフィシャルウェブサイトの公開形式を参考に作成)。 注意
「回収率○○%」は検証した10レース分だけの数字
モーターボート競走法第15条 は、売上金の 75%以上 を的中者に払い戻すことを定めており、 BOATRACE公式 もこの仕組みを説明しています。
「回収率113%〜163%」 という数字は、この75%という基準と比べれば高く見えますが、 毎回異なる10レースだけを切り取った検証結果 である点は変わりません。
過去には95%という、元本割れに近い回収率だった時期も報告されています。 「良かった時期の数字」だけを見て判断しない ことが大切です。 回収率は検証のたびに大きく違います。
良かった回だけを見て判断するのは、私なら避けます。
②有料プランの料金と「コロガシ」の仕組みを見る 競艇サンダーバードの有料予想は、他の多くの予想サイトに多い「ポイント購入」形式ではなく、 クレジットカードや銀行振込で直接購入する 形式です。
毎週公開されるレギュラー情報だけで4種類、期間限定の特別プランを合わせると 8種類以上 とされています。
競艇サンダーバードの主なレギュラープラン(紹介記事より)
断捨離ローリスクの城田/堅城鉄壁コース 情報料1万7800円・想定払戻金30万〜50万円
現場の加村&データの海老原/Come Come Every Money 情報料2万5000円・想定払戻金80万円
業界の巨人X氏/ガリバーオフレコ(BIG3レース) 情報料3万3000円・想定払戻金合計50万〜150万円
ブラックインサイダー/黒い衝撃 情報料7万5000円・想定払戻金170万〜200万円 紹介記事に掲載されている有料予想の的中結果表には、「業界の巨人X氏」で90万円台〜119万円台、「UTOPIA LEAKED」で131万円台、「荒稼ぎの花山」で72万円といった 高額な払戻金の実例 が並んでいます。
ただし、これらは サイト側が公開している的中結果の一部 であり、 外れたレースがどれだけあったかは紹介記事からは分かりません 。
また、有料プランは ほぼ全てが「コロガシ」(的中金を次のレースの資金に回して増やす)方式 とされています。コロガシは的中し続ければ増え方が大きくなる一方、 どこか1回外れた時点でそれまでの利益ごと失う 仕組みです。
注意
情報料は総額とコロガシのリスクをセットで確認する
レギュラープランだけで情報料は 1万7800円から7万5000円 、複数プランやセット販売を利用すればさらに高額になります。
特定商取引法に基づく表記 には「入金された金員の返金は行わない」と明記されており、 コロガシの途中で1回外れても返金はありません 。
「総額でいくらになるか」「コロガシは何連勝を前提にした金額か」を、 申し込み前に必ず確認 してください。
紹介記事の的中結果表と回収率だけで、高額な有料プランへ進むべきか、ひとりで判断するのは難しいところです。
プラン名・情報料・実際に届いた案内文 があれば、そのまま編集部に見せてください。
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③運営元を特定商取引法に基づく表記とドメインで確認する 競艇サンダーバードの特定商取引法に基づく表記。 販売業者名は「競艇サンダーバード運営事務局」 で、法人名は書かれていません(画像:紹介記事より)。 競艇サンダーバードの運営元情報(特定商取引法に基づく表記より)
販売業者 競艇サンダーバード運営事務局(社名の記載なし)
販売責任者 有田有志
所在地 東京都新宿区新宿2丁目12番13号 新宿アントレサロンビル2F
電話番号 03-5050-4767
支払い方法 クレジットカード決済・銀行振込決済(先払いのみ)
返品・返金について 「入金された金員の返金は行わない」と明記 特定商取引法に基づく表記 には、返品・返金について次のように書かれています。
“ 引用
デジタルコンテンツという商品の性質上、ポイントの買い取りや入金された金員の返金は行っておりませんのであらかじめご了承ください。
出典 競艇サンダーバード 特定商取引法に基づく表記(紹介記事より)つまり、 一度支払った情報料は、原則として返金されません 。
また、販売業者名は「競艇サンダーバード運営事務局」とだけ書かれ、 法人名や個人名の記載はありません 。
消費者庁の 特定商取引法ガイド では、住所や電話番号の記載を省略できるのは、 請求があれば申し込み前に遅滞なく開示できる体制を整えている場合に限られる と説明されています。今回の表記には電話番号・所在地の記載自体はありますが、 法人名までは公開されていません 。
所在地の 東京都新宿区新宿2丁目12番13号 新宿アントレサロンビル2F は、 レンタルオフィスやバーチャルオフィスとしても利用できる物件 とされています。
レンタルオフィスなら、この一室で運営されていることになりますが、バーチャルオフィスであれば 住所を借りているだけで実際の運営場所は別 、という可能性もあります。
法人名の記載なし、かつ住所はレンタル・バーチャルオフィスどちらもあり得る物件です。
私なら、支払う前にここを先に確認します。
無料ツールで確認できるドメイン登録情報。 ドメイン(trs-minked.net)の取得日は2024年4月24日 でした(画像:紹介記事より)。 運営元の実体を確認する手がかりとして、ドメイン(サイトの住所のようなもの)の登録情報も見ておきます。
紹介記事の調査によると、競艇サンダーバードのドメイン取得日は 2024年4月24日 で、本記事執筆時点(2026年9月)での運営期間は 2年5か月程度 とみられます。
運営年数だけでは実態の信頼性は判断できませんが、 短期間で閉鎖と開設を繰り返すタイプの予想サイトではなさそう という材料にはなります。
退会・返金はできる? 退会については、紹介記事によると マイページから退会手続きができる とされています。
一方、返金については、特定商取引法に基づく表記に 「入金された金員の返金は行わない」 と明記されています。
つまり、有料プランに一度申し込むと、原則として後戻りはできません 。
注意
コロガシ狙いの高額プランは返金前提で申し込まない
情報料が 7万5000円 のプランもあり、コロガシ方式では 1回外れた時点でそれまでの利益ごと失う仕組み です。
国民生活センター は、競馬・競艇の予想サイトを含む「簡単に高額収入を得られる」という儲け話について、かねてより注意を呼びかけています。
この注意喚起は、競艇サンダーバードを名指ししたものではありません(対象は競馬・競艇の予想サイト全般です)。
返金されない前提である以上、 消費者ホットライン188 や編集部への相談は、 支払う前に使うもの と考えてください。 出口=やめ方を先に確認しておくと、後で困りません。
返金がない前提だからこそ、私は総額を先に見ます。
申し込み前のチェックリスト 「口コミが良い」「回収率が高い」 という評価が、誰の・いつの集計かを確認したか 有料プラン全体の総額 が、申し込み前に明示されているか 特定商取引法に基づく表記の 販売業者名(法人名)・代表者名・返金条件 に不備がないか コロガシ方式のプランが、何連勝を前提にした金額か を理解しているか 消費者ホットライン188 や無料相談窓口の存在を知っているか 紹介記事の評価だけ で安全と判断していないか(評価は二次情報) 同じような視点は、 タイガーボート(TIGER BOAT)の広告表現・回収率検証 や、 競艇予想サイトの荒稼ぎを謳う広告への注意点 でも整理しています。
公営競技のデータそのものの読み方 は、 ボートレース江戸川の公式データの読み方 もあわせて確認してみてください。
まとめ|3つを分けて、冷静に見る 表は左右にスクロールできます
切り口 編集部の見立て 押さえる軸 ① 口コミ・評判 口コミ・回収率の数字は いずれも紹介記事側の独自集計 誰が・いつ・どの範囲で集計したかを確認 ② 予想の中身・料金 回収率は 95%〜163%と変動 。 有料は最大7万5000円・コロガシ方式 総額と 返金不可 の条件を確認 ③ 運営元 法人名非公開 ・所在地はレンタル/バーチャルオフィス物件 特定商取引法に基づく表記と ドメイン情報 を照合
もう一度、整理します。
競艇サンダーバードは、現時点で 「詐欺だ」と断定できる公的な証拠は確認できません 。
ですが、 口コミ・回収率の数字がいずれも紹介記事側の独自集計であること と、 返金なしでコロガシ方式を採用した最大7万5000円の有料プラン 、そして 販売業者の法人名が非公開であること を合わせると、紹介記事の評価だけで有料プランへ進むのは、慎重になるべき案件です。
判断材料は、 「紹介記事で何と言っているか」ではなく「公的な記載で何を確認できるか」 に置いてください。
詐欺と断定する話ではありません。
ただ、この数字の出どころと料金構造を見る限り、私は今すぐの有料プラン申し込みをおすすめしません。
確認ポイント
「この予想サイト、大丈夫?」と迷ったら
見つけた紹介記事、届いたLINEの案内、プラン名、案内された情報料——どんな材料でも大丈夫です。
編集部の目で、 口コミ・回収率の出どころ、料金構造、運営元の記載 を、公的資料に当たって整理します。
「評価の高さ」ではなく「確認できる事実」で判断する お手伝いをします。
相談料は無料です 。