結論を先に置きます
結論を先に置きます。
QuadcodeMarkets(クアッドコードマーケッツ)について、
「これは詐欺だ」と断定できる公的な証拠は、確認できていません。
ですが、
広告の言葉だけで登録するのは、おすすめしません。
理由は3つあります。
① 集客導線が、典型的な手口パターンと重なります。
SNS(X・Instagram・Threads)の華やかな投稿から、
「個別相談」を装ってLINEへ誘導される流れです。
この導線自体、
投資詐欺で繰り返し確認されてきたパターンと重なります。
② ASICのライセンス情報は、公式サイトで直接確認できていません。
ASICとは、
オーストラリアで証券・投資業を監督する規制当局です。
「ライセンス番号327075」という案内がありますが、
公式に直接確認できるのは、民間データベースの表示のみです。
「規制情報」のページにライセンス番号が載っているだけで、
僕は安心材料にはしません。
数字が本物かどうかより、
それをどこで確認できるかが先です。
③ 海外のレビューサイトに、出金拒否や口座凍結の投稿が見られます。
口コミ(二次情報)として、
「出金できない」「口座を凍結された」という報告があります。
これは私が裏を取れていない報告ベースの情報です。
一次情報での確認はできていません。
それぞれの詳細は、
このあと見出しごとに、順番に検証していきます。
気になる箇所があれば、そこだけ先に読んでもらっても構いません。
まずは3つに分けて見る
ここから、QuadcodeMarketsを3つの切り口に分けて見ていきます。
①運営実態、
②集客導線(SNS→LINE)、
③評判(出金トラブル)の3つです。
広告・LPで言っていることと、
冷静に見たときの注意点を、この3つの軸で表に整理しました。
表は左右にスクロールできます
| 切り口 | 広告・LPで言っていること | 冷静に見た注意点 |
|---|
| ①運営実態 | 「Quad Code AU Ltd」がASICライセンス番号327075を保有すると案内 | 法人としての実在は豪ABN Lookup(政府公式)で確認できる一方、ライセンスの中身は民間データベースでしか確認できず、ASIC公式での直接確認はできていません |
| ②集客導線(SNS→LINE) | X/Instagram/Threadsの華やかな投稿から「個別相談」でLINEへ誘導。「日本市場参入」「シェア拡大中」を強調 | クローズドな場(LINE)での個別誘導は、金融庁・警察庁・消費者庁が繰り返し注意喚起するSNS型投資詐欺の典型パターンと一致 |
| ③評判(出金トラブル) | 高評価コメントも一部に存在 | 海外レビューサイト等に「出金拒否」「口座凍結」「引き出し半月審査中」という投稿が見られ、高評価との温度差があります。いずれも口コミ(二次情報)で、裏は取れていません |
3つに分けると、「実在する要素」と「確認できない要素」が混ざっていることが分かります。
混ぜたまま判断すると、実在=安全だと錯覚しやすいです。
ここで、先に断っておきます。
「Quad Code AU Ltd」という運営会社そのものを、
詐欺会社だと決めつけるものではありません。
広告の言葉と、公的資料で裏が取れる事実を、ここでは分けて並べます。
判断は、この記事を読んだあなたがしてください。
①集客導線を検証する(SNS→LINE個別誘導)
まずは、入り口の集客導線から確認します。
QuadcodeMarketsに関する報告(二次情報)を見ると、
X(旧Twitter)・Instagram・Threads で、
高級車やブランド品を写した、華やかな投稿が確認できるとされています。
そこから「個別相談」を理由に、
DM経由でLINEへ誘導される、という流れが指摘されています。
ただし、これは私がまだ直接の裏を取れていない、報告ベースの情報です。
「日本市場参入」「シェア拡大中」。
勢いのある言葉ですが、根拠となる数字までは示されていません。
この手の言葉だけで安心するのは、僕は避けたいところです。
ここで見ておきたいのは、
SNSから個別のLINEへ誘導する、その導線そのものです。
これはQuadcodeMarketsに限った話ではありません。
SNSの投稿から個別LINEへ、という導線自体が公的機関の注意喚起と重なります。
消費者庁の「SNSなどを通じた投資や副業といった『もうけ話』にご注意ください!」には、
こう追記されています。
画像:消費者庁『SNSなどを通じた投資や副業といった「もうけ話」にご注意ください』(令和6年5月30日追記版)より“引用
著名人・有名人のなりすましと考えられる事例が令和5年度下半期以降、増加傾向にあります。
出典消費者庁「SNSなどを通じた投資や副業といった『もうけ話』にご注意ください!」(令和6年5月30日追記)
QuadcodeMarketsが著名人になりすましている、という一次情報は確認できていません。
ただ、SNS発の投資勧誘に著名人のなりすましが絡む事例が増えている、という国の指摘は押さえておきたいところです。
画像:警察庁『SNS型投資詐欺』ページより。統計はSNS型投資詐欺全体の数字で、QuadcodeMarkets固有の数字ではない警察庁「SNS型投資詐欺」は、
手口のパターンをこう説明しています。
“引用
SNSのダイレクトメッセージで接触後、被害者をLINEなどの他のSNSに誘導し、「株や暗号資産に投資すれば利益が得られる」などと言葉巧みに被害者を信用させ、最終的に、「投資金」や「手数料」などという名目で、ネットバンキングなどの手段により、金銭等を振り込ませる詐欺の手口です。
出典警察庁「SNS型投資詐欺」
注意
この注意喚起はQuadcodeMarketsを名指ししたものではありません
上記の消費者庁・警察庁の注意喚起は、
QuadcodeMarketsを名指ししたものではありません。
(対象はSNS型投資詐欺全般です)
「SNSの華やかな投稿→個別LINE誘導」という導線の型が、
国が繰り返し注意を呼びかけている典型パターンと重なっている点は、
押さえておきたい事実です。
金融庁も、「SNS・マッチングアプリ等で知り合った者や著名人を騙る者からの投資勧誘等にご注意ください!」で、
同様の注意喚起をしています。
相手の説明に不信感を持ったら、
金融庁 金融サービス利用者相談室(0570-050588)などの公的窓口に確認するのも、ひとつの選択肢です。
ここまでの流れを、お金が動く順番で整理すると、次のようになります。
- 1X/Instagram/Threadsで、華やかな投稿を見かける
- 2「個別相談」を理由に、DM・LINEへ誘導される
- 3LINE上で「日本市場参入」「シェア拡大中」と訴求される
- 4口座登録・入金を案内される
- 5利益が出た(とされる)後、出金を申請する
- 6「審査中」「半月かかる」等の理由で出金が止まる、という投稿が報告されている(口コミ・二次情報)
SNSの華やかな投稿から、個別のLINEへ。
この流れ自体が、警察庁や消費者庁が指摘する典型パターンと重なっています。
僕なら、この時点で一度立ち止まります。
LINE個別誘導から、最終的に高額な商材や入金につながる、という流れは、
IREGUI PROJECTの検証記事でも確認した手口です。
次は、LINE上で語られている中身そのものを見ていきます。
SNSの投稿から『個別相談』を理由にLINEへ誘導される流れは、消費者庁や警察庁が注意喚起する典型パターンと重なっていました。
自分が見たアカウントや、今受けているDM・個別相談が同じ導線に乗っていないか、一人で見極めるのは難しいところです。
口座登録や入金に進む前に、今の状況をそのままLINEで聞かせてください。

投資詐欺検証ラボLINE相談窓口
②規約・法的リスクを見る(ASICライセンス327075を確認する)
ここでは、運営会社と金融ライセンスの中身を、順番に見ていきます。
広告・LPには、こう書かれています。
「Quad Code AU Ltd」が、ASICライセンス327075を保有。
ですが、住所・電話番号・メールアドレスといった連絡先情報は、はっきり書かれていません。
「ASICライセンス327075」。
この数字が並んでいるだけでは、僕は信用しません。
公式で直接確認できて、はじめて安心材料になります。
まず、運営会社の実在から確認しました。
オーストラリア政府のABN Lookupで調べると、
「QUAD CODE AU LTD」は、ABN 76 131 376 415として、
2008年10月から有効(Active)な登録が確認できます。
ここまでは、法人としての実在の話です。
ABNの登録は、金融ライセンスを保有している証明にはなりません。
次に、ASICライセンス327075番の中身を確認しました。
民間のAFS Licensees Searchというサイトには、
「Quad Code AU ltd」がライセンス327075番として掲載され、
住所はSydney NSW 2000、発行日は2008年12月15日、と案内されています。
ただし、これはASIC公式のデータベースではありません。
画像:AFS Licensees Search(search-afsl.com、民間データベース)より。ASIC公式サイトへの直接アクセスは403で失敗しており、公式での直接確認はできていない注意
分析マン的メモ:民間データベースと公式サイトは別物
ASIC(オーストラリア証券投資委員会)の公式サイト(asic.gov.au)にも、直接アクセスを試みました。
ですが、403エラーで表示できず、公式での直接確認はできていません。
気になる方は、ご自身でもASIC公式サイトへのアクセスを試してみてください。
民間サイトの情報だけで判断しないことが大切です。
次に、金融庁の無登録業者リストでも確認しました。
「無登録で金融商品取引業を行う者の名称等について」(令和8年7月22日更新)を確認した時点では、
「Quadcode」「クアッドコード」の名称は掲載されていません。
ただし、このリストに載っていないことは、問題ない業者だという証明にはなりません。
掲載は結果論であり、載っていない案件が今後も安全とは限らないのです。
画像:金融庁『無登録で金融商品取引業を行う者の名称等について』(令和8年7月22日更新)より金融庁の無登録業者リストに、名前が無い。
だからといって、問題ない業者だという証明にはなりません。
載っていないから安全、ではないんです。
表は左右にスクロールできます
| 項目 | LP・広告の主張 | 確認できた事実 |
|---|
| 運営会社 | Quad Code AU Ltd | 豪ABN Lookupで法人登録は確認できる(ABN 76 131 376 415・Active・NSW 2000)。※金融ライセンス保有の証明ではない |
| ASICライセンス | 327075番を保有 | 民間データベースでのみ内容を確認。ASIC公式サイトへの直接アクセスは403で失敗し、公式での直接確認は未了 |
| 金融庁登録 | (LP上で特に言及なし) | 令和8年7月22日更新の無登録業者リストに「Quadcode」「クアッドコード」の掲載なし(掲載なし=問題ない業者の証明にはならない) |
| 住所・電話番号 | 明記が不明瞭 | 特定商取引法(特商法)に相当する明確な連絡先情報は確認できない |
海外の金融ライセンスを掲げる業者全般に共通する確認ポイントは、
海外証券会社・海外FX業者を選ぶ前に確認したい5つのことでも整理しています。
運営会社の実在と、金融ライセンスの中身は、別の話として切り分けて確認する必要があります。
ライセンス番号を見せられたら、発行元の公式サイトで直接検索して確認してください。
番号が並んでいるだけでは、安心材料にはなりません。
③評判(出金トラブル)を確認する
ここからは、評判の話をします。
ただし、先に断っておきたいことがあります。
ここで紹介する投稿は、海外のレビューサイトに掲載されているとされるものです。
編集部が投稿者に直接連絡を取り、事実確認ができたわけではありません。
あくまで「参考記事で紹介されている口コミ(二次情報)」として読んでください。
一次情報(公式資料)とは、扱いを分けます。
表は左右にスクロールできます
| 投稿の傾向 | 内容(伝聞) | 編集部の見方 |
|---|
| 否定的 | 「出金拒否」「口座凍結」「引き出しが半月審査中」といった投稿 | 複数の海外レビューサイトで見られるが、いずれも伝聞であり編集部で裏取りはできていない |
| 肯定的 | 高評価コメント・好意的な投稿 | 否定的投稿と同じページに混在しており、自作自演の可能性を一部で指摘する声もある(未確認) |
海外の口コミサイトには、こうした投稿が見られるとされています。
「出金しようとしたら拒否された」「口座が凍結された」
「引き出し申請から半月ほど審査中のまま」といった投稿です。
投稿者本人に、編集部が直接確認を取れたわけではありません。
あくまで伝聞として、伝聞のまま扱います。
「出金拒否」という投稿と、「高速トレーディングプラットフォーム」という高評価のコメント。
同じページに並んでいる、この温度差そのものが気になります。
一方で、同じ口コミページには、高評価のコメントも見られるとされています。
「高速トレーディングプラットフォーム」「利益の可能性を持つ基本的なブローカー」
といった好意的な投稿です。
参考記事では、この高評価コメントについて、
運営側による自作自演(サクラ)の可能性を指摘する声もあると紹介されています。
ただし、これも編集部で裏付けが取れているわけではありません。
出金トラブルの報告があるという構図は、
FUJI Marketsの出金トラブル検証とも似ています。
好意的な投稿が並んでいても、
それだけを信頼の根拠にはできません。
「引き出し申請から半月ほど審査中のまま」。
この手の引き延ばしは、次の入金を促す理由に使われることがあります。
あくまで、そういう投稿があるという話です。
ヒント
出金トラブルを実際に経験したら
「出金拒否」「口座凍結」といった投稿は、
今回も伝聞の域を出ません。
ただし、同じような経験を実際にしている場合は、
一人で抱え込む必要はありません。
消費者ホットライン188や、金融庁の相談窓口に、
実際の取引記録を持って相談することもできます。
海外の口コミには「出金拒否」の声も「特に問題ない」の声もありました。
どちらも二次情報のままで、編集部はまだ裏を取れていません。
ご自身の状況が気になるなら、188や金融庁の窓口と合わせてLINEでも聞かせてください。

投資詐欺検証ラボLINE相談窓口
運営会社『Quad Code AU Ltd』を調べる
ここからは、勧誘文の印象ではなく、
公的なデータベース で裏が取れる事実だけを並べます。
QuadcodeMarketsの運営元として案内されているのは、
「Quad Code AU Ltd」 という会社です。
この社名を、
オーストラリア政府のABN Lookupで照会すると、
法人としての登録は確認できます。
このデータベースは、誰でも無料で確認できます。
ABN Lookupで確認できたこと
- 登録名
- QUAD CODE AU LTD
- ABN
- 76 131 376 415
- 登録状況
- Active(有効)・2008年10月から
- 主たる事業所在地
- NSW(ニューサウスウェールズ州)2000
ここまでは、
「会社として実在するか」だけの話です。
ABN Lookupで登録が確認できることは、
金融のライセンスを保有している証明にはなりません。
次に、『ASICライセンス327075』の情報も見ていきます。
『会社が実在する』ことと、
『金融のライセンスを持っている』ことは、別の話です。
僕は、ここを混同しないようにしています。
案内されている情報には、
『ASICライセンス327075』 という番号も出てきます。
会社名・ABN・シドニーの住所に加えて、
発行日は2008年12月15日、
Advisers欄には Markus Helsing 氏の名前が記載されています。
ただし、これは 民間の検索データベース上の記録 であり、
ASIC(オーストラリア証券投資委員会)の公式サイトでは、
直接の確認ができていません(アクセス時に403エラー)。
私が確認できたのは、あくまで民間データベースの記載内容までです。
表は左右にスクロールできます
| 項目 | 案内されている内容 | 確認できたこと | 確認できなかったこと |
|---|
| 法人名 | Quad Code AU Ltd | 豪ABN Lookupで法人登録が確認できる(信頼度:高) | — |
| ASICライセンス327075 | 会社名/ABN/住所Sydney NSW/発行日2008年12月15日/Advisers欄にMarkus Helsing氏 | 民間データベースで同内容を確認(信頼度:低〜中) | ASIC公式サイトでの直接確認(403で未了) |
| 住所・連絡先 | 明記が不明瞭 | — | 電話番号・具体的な住所の明記 |
| ドメイン取得時期 | 参考記事は新しさを指摘 | — | 編集部での一次情報による裏取り(未検証) |
注意
会社の実在は確認できる。ただし『開示の中身』は薄い
会社が実在すること自体は、
オーストラリア政府の公的データベースで 確認できます。
これは、安心材料の一つです。
ただ、気になる点が二つあります。
一つは、
ASICライセンスの番号をASIC公式サイト上では直接確認できていないことです。
(確認できたのは、民間データベースの記載までです)
もう一つは、
住所や電話番号など、連絡先の記載が明瞭でないことです。
会社が実在することと、
情報開示が十分であることは、別の話です。
住所や電話番号が、はっきり書かれていない。
この時点で、僕は入金前にもう一段、確認するようにしています。
『実在する』と『安全』は、イコールではありません。
出金・解約はできる?(登録前に確認したい出口情報)
出金や解約の条件は、実際にお金を入れてからでは確認しづらくなります。
そこで、登録前に確認しておきたい流れを、次の判定フローに整理しました。
- 1SNSで「個別相談」に誘われたら、LINE等への誘導自体を一度保留する。
- 2運営会社名やライセンス番号が出てきたら、案内された経路とは別に、監督当局の公式サイトや政府のデータベースで照合する。
- 3出金条件・解約手順が、登録前にはっきり明記されているかを確認する。
- 4出金トラブルの投稿がないか、良い評判だけを見て安心せず、複数のレビューサイトで確認する。
- 51つでも確認できない項目があれば、入金する前にLINEで編集部に相談する。
QuadcodeMarketsについても、案内を受け取った段階で、
出金条件や解約手順が明記された文書を確認できたという情報は見当たりません。
「入り口の説明」と「出口の条件」がそろっているか、
登録前に見るべき最大のポイントです。
SNSでの個別相談から始まり、特定の取引先を指定される投資案件については、
EA(FX自動売買)を使う前に確認すべき証券会社チェックも参考にしてください。
“引用
SNSのダイレクトメッセージで接触した後、被害者をLINEなどの他のSNSに誘導し、「株や暗号資産に投資すれば利益が得られる」などと言葉巧みに信用させます。複数回にわたって振り込んだ後、「監督当局によって資金が差し止めされている。」などと言われて出金できなくなった事例が確認されています。
出典警察庁 SOS47特殊詐欺対策情報「SNS型投資詐欺」(事例6)
注意
分析マン的メモ:出金できなくなるパターンと入口が重なる
この事例は、QuadcodeMarketsを名指ししたものではありません。
(警察庁が扱う一般的な手口の紹介です)
ただし、SNSでの個別相談からLINEへ誘導され、特定の取引先へ入金するという入口の形は、
今回のケースと重なります。
入口が似ているからといって、結末まで同じとは限りません。
だからこそ、出金条件を事前に文書で確認することが大事です。
なお、「QuadcodeMarkets」を名乗るサイトが複数存在するという指摘も、
一部で見られます(根拠は民間の信頼度スコアサイトのみです)。
編集部では裏付けが取れていないため、
同一名称・類似名称のサイトが複数存在するという指摘も一部にあります(未確認)、
という程度の扱いにとどめます。
出金の条件も、解約の手順も、登録前にはどこにも示されていません。
ここまで曖昧なら、それだけで入金を止める理由になります。
僕なら、ここで一度立ち止まります。
出金条件も解約手順も明記されないまま、警察庁の事例のように監督当局を口実に出金が止まったケースがあります。
「自分が申し込もうとしている先は大丈夫なのか」「同じ名前を名乗るサイトのどれが本物か」、ここまで読んで迷いが増えた方もいるはずです。
入金する前に、案件名・URL・勧誘の経緯をLINEで送ってください。一緒に出口の材料を確認します。

投資詐欺検証ラボLINE相談窓口
申し込み前のチェックリスト
- 運営会社名「Quad Code AU Ltd」を、LPとは別の経路(オーストラリア政府のABN Lookup等)で法人として実在するか確認したか
- 案内されているASICライセンス327075の中身を、監督当局ASICの公式サイト(asic.gov.au)で直接検索し確認できたか(民間データベースの転載だけで判断していないか)
- 金融庁の「無登録で金融商品取引業を行う者の名称等について」に該当がないか確認したか(掲載なし=安全の証明ではない点に注意)
- SNSの投稿から「個別相談」を理由にLINEなど別のアプリへ誘導されていないか
- 出金の条件・解約(口座閉鎖)の手順が、登録・入金前に明記されているか
- 「出金拒否」「口座凍結」等の投稿を、良い評価コメントと合わせて複数のレビューサイトで確認したか(伝聞情報として扱う)
- 運営会社の住所・電話番号など、連絡先情報がはっきり明記されているか
このチェックリストのうち、2つ以上に当てはまるなら、いったん立ち止まってください。
「実在する会社らしい」ということと、「安全に出金できる」ということは、別の話です。
私なら、ここで申し込みボタンから手を離します。
まとめ|結論は『登録しないほうがいい』
表は左右にスクロールできます
| 切り口 | 編集部の見立て | 押さえる軸 |
|---|
| ①運営実態 | 法人としての実在(ABN登録)は豪政府サイトで確認できる一方、ASICライセンス327075の中身は民間データベースでしか確認できず、公式での直接確認はできていない | 「会社が実在する」ことと「金融ライセンスを保有する」ことは別の確認軸 |
| ②集客導線(SNS→LINE) | X/Instagram/Threadsの華やかな投稿から「個別相談」を理由にLINEへ誘導する流れは、SNS型投資詐欺の典型パターンと重なる | 「日本市場参入」「シェア拡大中」等の勢いのある言葉に根拠があるかを確認する |
| ③評判(出金トラブル) | 「出金拒否」「口座凍結」「引き出し半月審査中」という投稿が見られる一方、高評価コメントもあり温度差がある(いずれも伝聞・二次情報) | 良い評判だけでなく、出金できたかどうかを軸に確認する |
QuadcodeMarketsは、
法人としての実在は確認できます。
ただ、ASICライセンスの中身も、
出金の条件も、公式の場でははっきりしません。
民間データベースの記載だけでは、
安心材料としては弱いというのが、私の見立てです。
ABN登録がある以上、
会社そのものが存在しないとは言いません。
ただ、ASICライセンスの中身も、
出金の条件もはっきりしないまま、
私は登録しません。
結論として、SNS経由の「個別相談」からQuadcodeMarketsへ登録することは、おすすめしません。
確認ポイント
「このアカウント、大丈夫かな」と迷ったら
「SNSで見かけたアカウントから個別相談に誘われている」「LINEで投資の話を持ちかけられて迷っている」――いずれかに当てはまる場合、LINE公式アカウントで編集部に直接ご相談いただけます。
お金のやり取りをする前に、一度確認してから決めても遅くありません。