注意
「+50,463円」より先に見てほしいもの
「ミナトの秘密投資ブログ」の勧誘で目に入るのは、「+50,463円」という週次の利益額です。
ですが、この記事で確認したいのはEAの成績そのものではありません。
利益額の見せ方、XM公式サイトに残る検証可能な数字、そして誘導先の登録状況です。
本記事は「ミナトの秘密投資ブログ」やその運営者を詐欺と断定するものではありません。
確認できること/できないことを、公的資料をもとに並べます。
結論を先に置きます
結論として、この案件への登録・入金はおすすめしません。
理由は3つあります。
ブログが公開する週次実績には、第三者が確認できる材料が乏しいこと。
XM公式サイトのソーシャルトレード機能で見つかった「mianto@」の実績には、ブログには出てこないドローダウン26%・手数料20%という数字があること。
そして、誘導先のXMTradingが金融庁の無登録業者リストに掲載され続けていることです。
まずは3つに分けて見る
「シトリンEA」を巡る情報は、発信元によって信頼度がまったく違います。
ここでは3つの切り口に分けて、それぞれ何が確認できるのかを整理します。
表は左右にスクロールできます
| 切り口 | 内容 | 確認できること |
|---|
| ① ブログの自己申告実績 | 「ミナトの秘密投資ブログ」が毎週公開する運用結果画像(+50,463円 など) | 第三者による検証手段はブログ内に見当たりません |
| ② XM公式ソーシャルトレードの実績表示 | XMTrading公式のコピートレード機能上に「mianto@」というストラテジーを編集部調査で確認。リターン26.04%・勝率表示4.13・ドローダウン26%・手数料(利益シェア)20%・最低投資額$500と表示されています | ミナト氏本人のアカウントである確証はありません |
| ③ 誘導先の登録状況 | 誘導先のXMTrading(Trading Point (Seychelles) Limited) | 金融庁の無登録業者警告リストに掲載され続けています |
ブログの実績、XM公式の実績、誘導先の登録状況。
3つを並べると、性質の違いがはっきり見えてきます。
自分のケースがどれに近いか迷ったら、LINEで一緒に整理しましょう。

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①「シトリンEA」週次実績、ブログが見せているもの
「ミナトの秘密投資ブログ」は、
2026年8月10日〜8月14日の1週間について、
シトリンEAの運用実績を公開しています。
ブログが示す数字は、
+50,463円というものです。
ブログでは、
ルチルクオーツEA・シトリンEA・タイガーアイEAの
3つのEAを運用しているとしています。
そのうち、
「今週はシトリンが一番の利益」という文言が添えられていました。
先週の+21,341円に続き、
2週連続のプラス実績だと強調する内容です。
記事の末尾では、
「シトリンEAを含めEAのご利用をご希望の方は、
まず公式LINEへご登録ください」と誘導しています。
友だち追加特典として、
3種類のEAを無料配布するという案内も添えられていました。
利益の実績を見せた直後に、
登録を促す流れになっています。
「今週はシトリンが一番の利益」。
この言葉だけを見て、私は運用の実態を判断する材料にはしません。
利益額は、ブログ側が選んで見せている数字にすぎないからです。
今回、記事に使われている画像も確認しました。
掲載されている9枚のうち、
実際の取引画面らしきものは1枚だけでした。
残り8枚は、
『CITRINE EA』のロゴや宝石の写真、
煽り文言を組み合わせた装飾画像でした。
画像:参考記事に掲載されたMT5の期間指定・取引履歴画面より(期間2026/08/10〜08/14、利益50,463円の表示)「シトリンEA」の週次実績については、
当サイトで既に検証しています。
「シトリンEA」週次運用結果の公開だけで判断していいかという記事で、
別の週の実績公開を確認しました。
今回は、
画像の中身という別の切り口から見ていきます。
同ブログは2026年7月にも、
月間+387,636円という運用結果を公開しています。
そちらも、
実際のMT5画面と見られる画像は限定的で、
装飾画像が大半だったと当サイトは確認しています。
週替わりの利益額と、作り込まれた画像。
この組み合わせが続くなら、実績そのものより見せ方を疑うべきだと私は考えます。
②XM公式で見つかった「mianto@」の実績
ここで、編集部が実際に確認した内容を共有します。
XMTrading公式の、ソーシャルトレード(コピートレード)機能を確認しました。
すると、「mianto@」という名前の運用ストラテジーが見つかりました。
アカウントIDは、@KajjPです。
「mianto@」ストラテジーの表示データ(XM公式サイト確認分)
- ストラテジー名
- mianto@
- アカウントID
- @KajjP
- リターン
- 26.04%
- 勝率表示
- 4.13
- ドローダウン
- 26%
- 手数料(マネージャーへの利益シェア)
- 20%
- 最低投資額
- $500
- 自己資金
- $950前後
下の画面の通り、これらの数字はXM公式の画面にそのまま表示されているものです。
気になる方は、ぜひご自身の目でも確認してみてください。
画像:XMTrading公式サイト(social.xmtrading.com)のソーシャルトレード機能より確認ポイント
「ドローダウン」「手数料」という数字の中身
ドローダウン26%は、運用中の目減り幅を示す数字です。
運用の途中で、資産が最大およそ2割超も減った局面があった、ということです。
手数料20%は、利益が出たときの取り分です。
利益の2割は、コピー元(マネージャー)へ還元される仕組みです。
画像:XMTrading公式サイトのコピートレード投資額設定画面より(最低投資額$500の表示)「mianto」という名前は、ミナト氏の名前と似ています。
ただし、本人が運用している確証はありません。
本人のアカウントと考えて間違いないとまでは、言えません。
同じブログが繰り返し案内する、XMのコピートレード導線と一致している。
この点だけは、事実として指摘しておきます。
ブログに載っている「+5万円」という数字だけでは、こうした最大の目減り幅も、あなたが払う手数料も見えてきません。
数字の一部だけを切り取って見せる。
私は、このやり方をあまり信用していません。
「mianto」という名前が似ているからといって、本人だと決めつけるのは早すぎます。
ただ、同じ人物が繰り返し案内する導線に、こんな名前が出てくる。
この偶然を、私は素直には受け取れません。
③誘導先のXMTradingは金融庁の無登録業者リストに掲載
ここまで見てきた誘導フローの終着点は、
海外FXブローカー XMTrading の口座開設です。
このXMTrading、金融庁の無登録業者リストに掲載され続けている業者です。
金融庁 無登録業者リストのページで、誰でも確認できます。
金融庁 無登録業者リスト掲載情報
- 対象法人
- Trading Point (Seychelles) Limited
- 提供サービス名
- XM.COM(XM)
- 警告書発出
- 平成28年5月
- 掲載状況(2026年8月17日時点)
- 掲載継続中
警告書の発出から、
10年近く経った今も、掲載が続いているという点は、
押さえておきたい事実です。
ただし、
無登録だからといって、取引そのものが即違法になるわけではありません。
個人が海外のFX業者と任意で取引すること自体を、
禁じる規定はありません。
リスクの核心は、
無登録業者とのトラブルには、法的な保護が及びにくいという点です。
消費者庁は、
消費者庁「無登録業者とのFX取引にご注意」
というページを公表しています。
無登録業者とのFX取引トラブルが多発しているとして、
取引前に金融庁のホームページで登録の有無を確認するよう呼びかけている内容です。
金融庁も、
金融庁「無登録業者との取引は要注意」
というページを公開しています。
出金拒否・法外な手数料請求・ある日突然連絡が取れなくなる、
といった実際のリスク事例を明示している内容です。
無料のEAをきっかけに口座を開いた先が、
こうした事例と同じ土俵に立つ業者だという事実は、押さえておく必要があります。
実際に手続きを進めると、
投資家口座を作成する画面が表示されます。
その先には、
コピートレードのメニューも用意されています。
見た目は、
普通の金融サービスと変わりません。
ですが、
見た目の整い方と、掲載され続けている無登録業者だという事実は、別の話です。
画像:XMTrading公式サイトの投資家口座作成画面より画像:XMTrading公式サイトのコピートレードメニュー画面より当ラボでは、
XMTradingの運営会社と無登録業者リストへの掲載について、
別記事で公的資料から詳しく確認しています。
重複する部分は、そちらに譲ります。
注意
無登録=違法ではない。ただし、トラブル時の保護は薄い
無登録業者リストへの掲載は、
違法性そのものを認定するものではありません。
ですが、
何かトラブルが起きたとき、頼れる公的な窓口が限られる、という現実的なリスクがあります。
『会社として実在している』ことと、
『日本の法律で守られる立場にある』ことは、
別の話です。
登録した先に、どんな保護があるのか。
公的な裏付けが取れないなら、僕はそこにお金を置きません。
誘導先のXMTradingは、金融庁の無登録業者リストに載ったままです。
無登録業者とのトラブルは、法的な保護が届きにくいという事情もあります。
入金前でも、入金してしまった後でも、LINEでいまの状況を聞かせてください。

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独自に整理してわかったこと
ここまでの数字を、独自に整理しておきます。
そこから見えてきたのは、ブログの発信の仕方そのものに関わる話です。
- 1ドローダウン26%・手数料20%という数字は、ブログの『週次+5万円』という見せ方だけでは出てきません。利益額だけで実績を語る発信は、リスク情報が抜け落ちている可能性があるという意味で要注意です。
- 2最低投資額は$500(レートにもよりますが、目安として7万円台)に設定されています。コピートレードを始めるハードルを、意図的に低く見せている可能性があります。
- 3ミナト氏は「シトリンEA」以外に、「ルチルクオーツEA」「タイガーアイEA」も無料配布しています。同じLINE登録→XM口座開設という導線を、複数のEAで繰り返し使っている構造です。「タイガーアイEA」の検証記事でも、同じ構造を確認済みです。
同じ導線を、名前だけ変えて何度も使う。
これは単発の思いつきではなく、仕組み化された勧誘だと私は見ています。
登録・入金前のチェックリスト
登録や入金の前に、
ご自身の目で確認してほしいことをまとめます。
どれも、今すぐ自分で確認できる項目です。
- 運用実績のスクショだけを見て、判断していないか
- 実際のMT4/MT5の取引画面か、AI生成や加工された装飾画像かを見分けられているか
- 誘導先の海外FX業者が、金融庁の無登録業者リストに載っていないか確認したか
- 手数料・利益シェアの条件を、入金前に確認したか
- 無登録業者とのトラブルは、法的な保護が及びにくいと理解しているか
- 『無料だから安心』という考えを、そのまま鵜呑みにしていないか
- 迷ったときに、一人で決めず誰かに相談できるか
チェックリストに当てはまる項目、いくつありましたか。
1つでも「怪しい」と感じたら、それは見過ごさない方がいいサインです。
登録や入金に進む前に、LINEで無料相談してみてください。

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まとめ
3つの切り口を、
もう一度表にまとめます。
ここまで確認できた事実だけを、並べ直します。
| 切り口 | 確認できたこと |
|---|
| ① ブログの自己申告実績 | 検証手段が乏しく、週次の利益額しか公開されていない |
| ② XM公式ソーシャルトレードの数字 | ブログには出てこないドローダウン26%・手数料20%というリスク情報を確認できた |
| ③ 誘導先のXMTrading | 金融庁の無登録業者リストに掲載され続けている |
結論として、この案件への登録はおすすめしません。
無登録の海外FX業者・XMTradingへの口座開設も、同じ理由でおすすめできません。
無料の裏に、無登録業者への入り口が用意されている。
僕だったら、ここでは登録しません。
リターンの数字より先に、登録の有無を見るべきです。
確認ポイント
LINEで相談できます
「このEA、この誘導、大丈夫かな」と思ったら、LINEで送ってください。
案件名・URL・勧誘文のスクショがあれば、材料は一緒に並べます。
相談は無料です。