本文へスキップ
不確かな投資情報を 事実で見抜く 投資検証ラボ — トップへ戻る

高野勇樹(LUPPY NFT)は怪しい?評判とドバイでの活動を検証

高野勇樹氏本人が出演する動画のキャプチャ。『バカでも3000万資産を作れる方法』という文言とともに顔が映っている
タダシ(投資詐欺検証ラボ 編集長)

タダシ

こんにちは、タダシです。

編集長のコメント

タダシ

編集長のタダシです。 ドバイ発信のインフルエンサー、高野勇樹氏と『LUPPY NFT』が気になって、ここに来た方が多いと思います。

公開されている情報だけで、一緒に確かめましょう。

結論

この料金プランへの参加はおすすめしません。 勧誘資料には、1体1万2000ドルから12万ドルというプランが並んでいます。 人物の発信・案件の中身・過去の関連情報を分けて確かめてから決めても、遅くありません。

ドバイでの生活を発信する一方、高額な料金プラン換金先の実体不透明さが指摘されているLUPPY NFT。 ここから、①人物の発信 ②LUPPY NFTの中身 ③過去の関連情報、と分けて確認していきます。

編集長のコメント

タダシ

結論だけ先に言うと、私はこの料金プランには申し込みません。

発信の華やかさと、換金先の実体は別物として見ています。

注意

編集部が公開情報で確認できた事実(先に整理)

高野勇樹氏が集客に関わっているとされるLUPPY NFTについて、編集部が公開情報で確認できた事実は次のとおりです。 ・LUPPY NFTの勧誘資料には1体1万2000ドルから12万ドルのプランが並んでいます ・換金先とされる『パラダイスエクスチェンジ』のSNSアカウントは、2020年10月開設でフォロワー約11人にとどまります ・金融庁の無登録業者リストに、高野勇樹氏・LUPPY・関係者とされる人物の名前は、2026年9月6日時点で掲載を確認できません 一方で、SNS上や検証サイトでは『被害者の会』的な情報交換の呼びかけも観測されています。 この記事では、①人物の発信 ②LUPPY NFTの中身 ③過去の関連情報、の3つを混ぜずに見ていきます。

結論を先に置きます

ドバイ在住の投資家・インフルエンサーを名乗る高野勇樹氏と、彼が集客に関わっているとされるLUPPY NFTというプロジェクトの話です。 まず3行で結論を置きます。 LUPPY NFTの料金プランは1体1万2000ドルから12万ドルという高額帯です。 『保有しているだけで資産が増える』とうたう自動運用システムは、開発者の更新が2021年以降止まっていると検証サイトで指摘されています。 高野氏自身は『国内・海外4社経営』『投資家育成サロン運営、所属2000名以上』と自己紹介していますが、実績数値を裏付ける第三者資料は確認できませんでした。 高野氏が過去に『リゾネット』『PGA』に関わっていたという情報もありますが、行政処分・報道の対象は法人や別人であり、高野氏個人の関与は検証サイトの主張にとどまります。 この3つを、次の章から分けて確認していきます。

編集長のコメント

タダシ

結論だけ先に言うと、私はこの案件には申し込みません。

発信の華やかさと、料金・換金先の実態は分けて確認してからでも遅くありません。

まずは3つに分けて見る

表は左右にスクロールできます

切り口発信・勧誘資料で言われていること確認できる注意点
①人物・経歴ドバイ拠点のデジタルノマド投資家。国内海外4社経営、投資家育成サロン運営(本人発信)実績数値は自己申告。第三者資料での裏付けは確認できない
②LUPPY NFTの中身『保有しているだけで資産が増える』『自動運用システムが使える』料金は1万2000ドル〜12万ドル。自動運用システムは更新停止・開発者不明と指摘
③過去の関連情報リゾネット・PGAといった過去の案件との関わりが語られている行政処分・報道の対象は法人や別人。高野氏個人の関与は検証サイトの主張にとどまる

本記事は、高野勇樹さん個人を『詐欺師だ』と決めつけるものではありません。 やりたいのは、本人発信の言葉と、公的資料で裏が取れる事実を分けて並べることです。 それだけです。

① 人物と発信|ドバイ拠点のデジタルノマド投資家という肩書き

公開されているプロフィール

Instagram公開プロフィールより(本人発信)

発信内容
正しいお金の知識・暗号資産情報
拠点
ドバイ在住
事業
国内・海外4社経営(本人発信)
コミュニティ運営
投資家育成サロン・NFTコミュニティー運営、所属2000名以上(本人発信)
実店舗
AVALON心斎橋店オーナーと発信
NFT関連の肩書き
『世界TOP10入りNFTアーティスト』と発信
サポート事業
ドバイ移住・法人設立・不動産売買サポート

ここまでは、本人のInstagramに書かれている内容です。 『4社経営』『所属2000名以上』『世界TOP10入りNFTアーティスト』。 数字が並ぶと説得力があるように見えますが、これらを裏付ける第三者資料は確認できませんでした。 著書『次世代デジタルノマド入門』も出版していますが、口コミ(二次情報)では『内容が抽象的』『自慢話が多い』といった声も見られます。 ただし、これは私が裏を取れていない報告ベースの情報です。

ドバイの高層ビル群と港湾エリアの夜景(イメージ)
高野氏はドバイでの生活・活動を積極的に発信しているとされます。写真はドバイの都市景観のイメージです(画像:検証サイト掲載画像より、確認日2026年9月6日)。

編集長のコメント

タダシ

肩書きや所属人数の多さは、たしかに目を引きます。

ただ私は、その数字より契約前に確認できる資料の方を信じます。

② LUPPY NFTの中身|料金プランと換金の仕組み

LUPPY NFTとは何か

LUPPY(ルッピー)は、うさぎをモチーフにした10000体限定のNFTコレクションです。 検証サイトが転載した勧誘資料には、次のような文言が並んでいます。 編集部では公式サイトへの直接アクセスができなかったため、原文の真偽そのものは確認できていませんが、勧誘の温度感を知る材料として引用します。

引用

世界中で右肩上がりに市場規模が拡大し続けているNFT・メタバース市場。保有しているだけで様々な付加価値やキャピタルゲインを得る事ができるNFTに革命をもたらす全く新しいNFTが販売開始し、国内24時間NFT売り上げNo.1を達成。

出典LUPPY勧誘資料の文言([dobaisagi.online「LUPPY(ルッピー) NFT の調査結果」](https://dobaisagi.online/luppynft/)掲載の転載より)

『保有しているだけで価値が増える』という言葉は、数字による裏付けが示されていません。 NFTの一般的な性質について、国民生活センターはこう注意喚起しています。

引用

NFTは必ず値上がりするようなものではなく、値下がりするリスクがあることを理解する。買い手が必ず現れるとは限らず、すぐに売買できないリスクがあることを理解する。

出典[国民生活センター『国民生活』ウェブ版No.134(2023年10月)特集『NFTの基礎知識と今後の展望』](https://www.kokusen.go.jp/pdf_dl/wko/wko-202310.pdf)

この注意喚起はLUPPYを名指ししたものではありません。 ただ、公的機関が一般論として示すNFTのリスクは、この案件を見るときにもそのまま当てはまります。

料金プラン|1万2000ドルから12万ドル

LUPPY NFTの料金プラン画像。脱サラパッケージ1万2000ドル、フリーランス独立パッケージ3万6000ドル、資産家パッケージ12万ドルの3プランが並ぶ
検証サイトが確認した勧誘資料の料金プラン。3年後に2000万円〜1億円の資産形成を狙うと説明されています(画像:dobaisagi.online「LUPPY(ルッピー) NFT の調査結果」より、確認日2026年9月6日)。

LUPPY NFTの料金プラン(勧誘資料より)

脱サラパッケージプラン
1万2000ドル(3年後に2000万円以上を狙うプランと説明)
フリーランス独立パッケージプラン
3万6000ドル(3年後に5000万円以上を狙うプランと説明)
資産家パッケージプラン
12万ドル(3年後に1億円以上を狙うプランと説明)

最も安いプランでも1万2000ドル(日本円で数百万円規模)です。 『3年後に◯倍』という数字は、裏付ける根拠が示されていません。 この金額を、SNSで見た発信の華やかさだけで判断するのは危険です。

換金先とされる『パラダイスエクスチェンジ』

『パラダイスエクスチェンジ』のX(旧Twitter)公式アカウントのプロフィール画面。フォロワー11人、2020年10月開設と表示されている
LUPPYの売却先とされる『パラダイスエクスチェンジ』のXアカウント。編集部が確認した時点でフォロワーは11人でした(画像:検証サイト掲載画像より、確認日2026年9月6日)。

検証サイトによると、LUPPYを売却できるのはこの『パラダイスエクスチェンジ』1か所だけとされています。 ですが、上記の画像のとおり、SNS上の実態はフォロワー11人程度にとどまります。 『安全』『業界最先端の技術』とうたう取引所にしては、発信の実態が乏しいというのが率直な印象です。

注意

自動運用システム『CRYPTO TRUST』についても指摘あり

LUPPY保有者が無料で使えるとされる自動運用システム『CRYPTO TRUST』についても、検証サイトから次の指摘があります。 ・開発者による更新は2021年4月以降確認できない ・公式サイトは長期間反応がないとされる ・検索してもほとんど知名度がない これらは編集部が直接確認したものではなく、検証サイトの記述にとどまります。 ただ、換金先も自動運用システムも実態が見えにくいという点では一致しています。

こうした無登録の業者・仕組みとの取引について、金融庁は次のように注意を呼びかけています。

引用

無登録業者との取引は、出金の拒否や法外な出金手数料を請求されたりするなど、高いリスクを伴います。

出典[金融庁「無登録業者との取引は要注意!!~無登録業者との取引は高リスク~」](https://www.fsa.go.jp/ordinary/chuui/highrisk.html)

編集部が確認した範囲では、金融庁の無登録業者リストに、高野勇樹氏・LUPPY・関係者とされる人物の名前は2026年9月6日時点で掲載されていません。 ただし金融庁自身が、掲載がないことは無関係を意味しないと明記しています。 NFTは法律上『暗号資産』や『有価証券』に自動的に該当するとは限らず、無登録業者リストに載りにくい制度上の事情もある点には注意が必要です。

編集長のコメント

タダシ

換金先の取引所が、SNS上でほとんど動いていない。

私なら、この時点で出金できるかどうかを強く疑います。

ここまでで、料金プランと換金先の仕組みを見てきました。 『自分が誘われている話も、これと同じかもしれない』——そう感じたら、ひとりで抱えないでください。 お金を動かす前に、まずはLINEで確かめてください

投資詐欺検証ラボLINE相談窓口

1人ひとり寄り添ってご相談お受けします。

申し込み前にぜひ一度相談ください(新しいタブで開きます)

③ 過去の関連情報|リゾネット・PGAとの関係は確認できるか

客観的事実|リゾネットの業務停止命令

高野氏については、過去に旅行会員権のマルチ商法『リゾネット』の会員だった、という情報がSNS・検証サイトで語られています。 まず、リゾネットという事業者自体に関する客観的な事実を確認します。

引用

経済産業省関東経済産業局は、リゾートクラブの会員権のネットワークビジネスを展開するリゾネットに対して、特定商取引法に基づく15ヶ月間の一部業務停止命令を行った。

出典[TRAICY「リゾネットに15ヶ月の業務停止命令 旅行会員権のマルチ販売」(2019年4月2日)](https://www.traicy.com/posts/20190402108281/)

この処分は2019年3月29日、株式会社リゾネットという法人に対して出されたものです。 消費者庁も同日付で公表資料を出しており、処分の存在自体は公的記録として確認できます。 ただし、高野氏個人がこの会社の会員だったという情報は、編集部が確認した範囲では検証サイト(dobaisagi.online「Yuki Takano 高野勇樹の調査結果」)の記述にとどまり、一次資料での裏付けは確認できませんでした

報道されている『PGA』の被害総額

同様に、高野氏が集客に関わっていたとされるPGA(プランスゴールド)という案件についても確認します。

引用

PGAが集めた出資金の総額は実に500億円を超えると見られている。

出典[FRIDAYデジタル「被害総額500億円!?仮想通貨を巡る超巨額トラブルのヤバイ実態」(2021年4月26日)](https://friday.kodansha.co.jp/article/174839)

この記事は大手出版社(講談社)による報道で、PGAという案件が巨額の被害を出したこと自体は確認できる事実です。 ただし、この記事に高野氏の実名は登場しません。 『高野氏がPGAの集客に関わっていた』という情報も、検証サイトの記述にとどまり、編集部として一次資料での確認はできていません。

編集長のコメント

タダシ

リゾネットの処分、PGAの報道。

どちらも重い話ですが、高野氏個人への結びつきは、まだ確認が取れていません。

SNS上で観測される『被害者の会』的な動き

YouTube動画のキャプチャ。『LUPPY NFTの保持者はどうなっていくか』という字幕とともに、検証系ユーチューバーが車内で解説している
LUPPY NFTのセミナーに関する検証系YouTube動画のキャプチャ。編集部が確認した時点で90万回台の再生数が表示されていました(画像:検証サイト掲載画像より、確認日2026年9月6日)。

LUPPY NFTをめぐっては、こうした検証系YouTube動画が90万回台の再生数を集めているほか、SNS上では『被害者の会』を名乗るLINEオープンチャットの呼びかけも観測されている、と複数の検証サイトが報告しています。 これらは匿名の当事者による発信であり、編集部が個々の投稿の真偽を検証したものではありません。 ただし、高額プラン・実態の乏しい換金先という構図は、ここまで確認してきた事実と重なります。

リゾネット・PGAとの関係を見てきました。 『自分が持っている情報は、これとつながっているのでは』と思ったら、LINEで送ってください

投資詐欺検証ラボLINE相談窓口

1人ひとり寄り添ってご相談お受けします。

申し込み前にぜひ一度相談ください(新しいタブで開きます)

申し込む前のチェックリスト

  • 『保有しているだけで資産が増える』と強調されていないか → 自動運用システムの実態が不明確な場合が多い
  • 料金プランが総額でいくらになるか、契約前に明示されているか
  • 換金先の取引所やシステムの運営実態(SNS開設日・フォロワー数など)を自分でも確認したか
  • 『3年後に◯倍』といった将来の金額を、根拠なく提示されていないか
  • 運営者・代表者の本名や連絡先が、勧誘資料に明記されているか
  • 金融庁の無登録業者リスト・登録状況を自分でも確認したか
  • 契約前に家族や第三者に相談する時間を確保しているか

注意

もう申し込んでしまった、という方へ

諦める前に、確認できることがあります。 ・契約書面・振込記録・勧誘時のやり取り(LINE等)を保存しておく ・支払いをクレジットカードやショッピングクレジットで行った場合、カード会社・信販会社にも相談する消費生活センター(電話188)や弁護士に、早めに相談する ひとりで抱え込む必要はありません。

編集長のコメント

タダシ

詐欺だとは断定しません。

ただ、料金プランと換金先の実態を見る限り、私は申し込みをおすすめしません。

まとめ|3つを混ぜずに見る

表は左右にスクロールできます

切り口編集部の見立て押さえる軸
①人物・経歴ドバイでの華やかな発信は本人発信ベース。実績数値の第三者資料は確認できない肩書きの華やかさで案件の中身を判断しない
②LUPPY NFTの中身料金は1万2000ドル〜12万ドル換金先・自動運用システムの実態は不透明総額・出金条件・運営実態を契約前に確認する
③過去の関連情報リゾネット処分・PGA報道は客観的事実。ただし高野氏個人との関連は未検証確認できる事実と、検証サイトの主張は分けて見る

本記事の目的を、もう一度確認します。 高野勇樹さん個人を全否定したいわけではありません。 ただ、『華やかな発信』と『高額プランの中身』は別の物差しで見るべきです。 料金プラン、換金先の実態、過去の関連情報。 この3つを混ぜずに見た結果、編集部としてはこの案件への参加はおすすめしません

編集長のコメント

タダシ

発信の華やかさと、支払う金額の重さは、別の話です。

私は、契約書と換金先の実態を説明できない案件には入りません。

確認ポイント

『自分の場合はどう?』と思った方へ

次のどれかに当てはまるなら、LINEで気軽に投げてください。 ・SNSで見た投資家・インフルエンサーの案件に、勢いで申し込みそうになっている ・すでに申し込んでしまったが、換金できるか不安 ・勧誘資料や契約書のスクリーンショットがあり、内容を一緒に確認してほしい 公開資料の範囲で、判断材料を一緒に並べていきます