結論を先に置きます
「スマホひとつで稼げる」「メルカリで無在庫転売」。
YouTube広告で流れてくる、真柄翔一(Magara)氏の副業案件 です。
「スマホひとつで稼げる」。
この手の広告、僕はまず疑ってかかります。
まず結論から。
「これは詐欺だ」と断定できる公的な証拠は、確認できません。
「詐欺」とまでは言いません。
でも、僕だったらこの案件には登録しません。
そこは断言できます。
ですが、広告の言葉だけで登録するのは、おすすめしません。
理由は 3つ あります。
① 入口と中身がズレている。
広告は「メルカリ無在庫転売」ですが、登録後に案内されるのは ブログ教材『Guide To Net Business』 です。
② 規約・法律のリスク。
メルカリは 無在庫販売を禁止。
消費者庁も無在庫転売ノウハウの販売に注意喚起 しています。
③ 高額コンサルへの導線。
無料を入口に、最終的に数十万円 かかるという 口コミ(二次情報) があります。
結論だけ先に言います。
この3つが揃っている時点で、僕なら登録しません。
まずは3つに分けて見る
表は左右にスクロールできます
| 切り口 | 広告で言っていること | 冷静に見たときの注意点 |
|---|
| ① 広告と中身 | 「スマホで簡単」「メルカリ無在庫転売」 | 登録後に出てくるのは ブログ・ネットビジネスの教材。入口と中身がズレている |
| ② 無在庫転売のリスク | 「在庫を持たずノーリスクで始められる」 | メルカリは 無在庫販売を規約で禁止。消費者庁も注意喚起 |
| ③ 勧誘導線・料金 | 「期間限定で無料」「無料の教科書プレゼント」 | 口コミでは 最終的に数十万円のコンサル へ案内されるという声(二次情報) |
広告の言葉と、裏が取れる事実。
分けて並べるだけで、判断はぐっとラクになります。
本記事は、真柄さん個人を 「詐欺師だ」と決めつける ものではありません。
やりたいのは、広告の言葉と、公的資料で裏が取れる事実を分けて並べる こと。
それだけです。
数十万円が動く話です。
期待させる表現と、確認できる事実は、はっきり分けて見ましょう。
ここまでで、入口の広告と登録後の中身がズレている、という見立てを置きました。
「自分が見た広告も、同じパターンなのかな」と迷うかもしれません。
気になる広告があれば、登録する前に編集部のLINEで一緒に確かめましょう。

投資詐欺検証ラボLINE相談窓口
① 広告と中身のズレを検証する
無在庫転売とは、仕入れる前に出品し、注文が入ってから仕入れて発送する 売り方です。
「在庫を持たなくていい」と説明されます。
ですが広告から進むと、出てきたのは転売ノウハウではありませんでした。
「在庫を持たなくていい」。
聞こえはいいですが、メルカリでは規約違反です。
案内されるのは、真柄さんが作った ブログ教材『Guide To Net Business』 です。
メルカリ転売を期待して登録したのに、出てきたのはブログ教材。
これ、普通に怪しいです。
参考LPのプロフィール部分。「6年前に独立」「最高で月1000万円」「2026年現在も月10〜50万円稼ぎ続けるクライアントを輩出」といった実績が並びます。ただし、これらの数字を裏付ける第三者資料は確認できません(画像:参考LPより)。「最高で月1000万」。
こういう数字、僕は鵜呑みにしません。
裏付けがなければ、ただの自己申告です。
教材の中身は ブログ・アフィリエイト・マーケティング。
メルカリ転売とは別物 です。
登録後に見られるようになる『Guide To Net Business』。章立てはマインドセット・ブログ作成・アフィリエイト等で、「メルカリ無在庫転売」とは中身が異なります(画像:参考配布コンテンツより)。注意
「入口の言葉」と「実際の中身」がズレるときは一段警戒
ブログやアフィリエイトで稼ぐこと自体は、まっとうな方法です。
ただ、「メルカリ転売」で気になって登録したのに、出てくるのが別のビジネス。
これは、入口の見せ方と実際の中身が一致していません。
広告の言葉で期待を持たせ、登録してから別の商材へ誘導する。
この流れ自体は、立ち止まって確認 したいサインです。
入口と中身が違う。
この時点で、僕なら登録を見送ります。
② 無在庫転売の規約・法的リスクを見る
ここは、一番伝えたいところ です。
そもそも メルカリは、手元にない商品の出品(無在庫販売)を禁止 しています。
メルカリ公式のガイド には、こう書かれています。
“引用
出品者の手元にない商品の出品を禁止しています。ECサイト等のメルカリではないサービス(海外のものを含む)から、購入者宛てに直接商品を発送することや、配送代行サービスの利用も禁止しています。
出典メルカリ ガイド「手元にない商品の出品やECサイト等から直送すること」
メルカリ公式が、はっきり禁止と書いています。
規約で禁止されている手法。
僕なら、やりません。
無在庫転売と判断されると、取引キャンセル・商品削除・アカウント停止 の可能性があります。
せっかく育てたアカウントが、ある日突然使えなくなる リスクです。
コツコツ育てたアカウントが、ある日突然停止。
このリスク、軽く見ないほうがいいです。
ノウハウ販売そのものにも、国が注意を呼びかけています。
消費者庁 は2021年4月、こう公表しています。
“引用
これらの事業者が紹介する無在庫での転売は大手通販サイトでは禁止されており、サイトの運営事業者に発見された場合には警告・アカウント停止といった措置がとられることから、そもそもビジネスとして成立しません。
出典消費者庁「無在庫での転売ビジネスのノウハウを提供するなどとうたい、多額の金銭を支払わせる事業者に関する注意喚起」(2021年4月28日)
国が「ビジネスとして成立しない」と言い切っています。
ここまで言われる手法に、僕は乗りません。
注意
「ノーリスク」と言われても、ルールの面でリスクがある
上記の消費者庁の注意喚起は、真柄翔一さん・株式会社GROW・MOREを名指しした ものではありません。
(対象は別の事業者です)
ただし、「無在庫転売で稼げる」と教える代わりに高額なお金を取る商法そのものを、国が問題視している。
この点は、案件を問わず 押さえておきたい事実 です。
メルカリ転売そのものは、悪いことではありません。
ですが、無在庫でのやり方は、ルールの面でも費用の面でも危うさがあります。
「ノーリスク」は、広告の言葉です。
実際にはルール違反のリスクがある。
やめといた方がいい、というのが正直な意見です。
規約と国の注意喚起を見てきました。
ここから先は、無料の入口の奥でいくらかかるのか、というお金の話です。
「もう登録してしまった」「金額の案内が来た」という段階でも、動く前にLINEで聞いてください。

投資詐欺検証ラボLINE相談窓口
③ 登録の先と料金を確認する
参考LPの登録部分。「期間限定で無料」「無料で今すぐ登録する」と、無料を強調しています。メールアドレスを登録すると特典として『特化ブログの教科書』がもらえる案内でした(画像:参考LPより)。「期間限定で無料」「今すぐ登録」。
この煽り方、僕はかなり警戒します。
急かしてくる広告ほど、いったん立ち止まるべきです。
登録ボタンは「期間限定で無料」「無料で今すぐ登録」と、無料を強調 しています。
登録すると、特典「特化ブログの教科書」がもらえます。
そして、先ほどの 『Guide To Net Business』 が見られる流れです。
- 1参考LPから メールアドレスを登録 する
- 2特典として 「特化ブログの教科書」 を受け取る
- 3登録後に 『Guide To Net Business』 を閲覧する
- 4その先で 有料コンサルや個別指導の案内 を受ける流れがある
無料で信頼させてから、その先で案内されるのが有料コンサル(個別指導) だと見られます。
無料で信頼させて、最後に高額。
この流れ、僕はかなり警戒します。
確認ポイント
分析マン的メモ:「無料」は入口で、ゴールではない
口コミ(二次情報) には、こんな声があります。
「無料だと思って登録したのに、最後は高額なコンサルをすすめられた」
「最初は初期費用はかからないと言われたのに、あとから40万円のコンサルが必要だと言われた」
これらは、私が裏を取れていない報告ベースの情報です。
ただ、無料の情報に価値があるかどうかより、最終的にいくら払うことになるのか を先に確かめておくのが鉄則です。
仮に40万円を払うとして、毎月5万円の利益で取り返すには8か月以上かかります。
しかもその方法が規約違反の無在庫転売なら、回収する前にアカウントが止まる 可能性もあります。
「あとから40万円のコンサル」。
これを聞いた時点で、僕だったら即やめます。
高額契約のトラブルは、国民生活センター も 繰り返し注意 しています。
“引用
簡単に高額収入を得られることを強調する広告や宣伝は信じないようにしてください。多額の金銭を支払ったものの、実際には稼ぐことができないという事例が多くみられます。
出典消費者庁(2021年4月28日 注意喚起)
金額が最後まで出てこない。
この時点で、先に進まないのが正解です。
運営会社・株式会社GROW・MOREを調べる
ここからは印象ではなく、公的資料で裏が取れる事実 です。
参考LPの 特定商取引法に基づく表記(特商法表記) には、運営元としてこう書かれています。
参考LPの特商法表記。運営者は 株式会社GROW・MORE、代表取締役は 真柄翔一 氏。気になるのは、数十万円のお金が動きうる話なのに 連絡先がメールアドレスのみで電話番号の記載がない 点です(画像:参考LPの特商法表記より)。数十万円の話なのに、連絡先がメールだけ。
電話番号がない特商法表記。
僕はこれだけで登録しません。
運営元情報(特商法表記より)
- サイト運営者
- 株式会社GROW・MORE
- 代表取締役
- 真柄 翔一
- 所在地
- 東京都港区浜松町2-2-15 浜松町ダイヤビル2F
この会社名を、国税庁の法人番号公表サイトで調べると、法人としての登録は確認できます(法人番号9010401151589)。
株式会社GROW・MOREの法人情報(国税庁で確認)
- 商号又は名称
- 株式会社GROW・MORE
- 法人番号
- 9010401151589
- 法人番号指定年月日
- 令和2年3月11日(2020年)
- 所在地
- 東京都港区浜松町2丁目2番15号 浜松町ダイヤビル2F(特商法表記と一致)
会社は実在します。
でも、実在することと安全であることは別。
ここ、勘違いしやすいので注意です。
注意
会社の存在は確認できる。ただし「契約の中身」は見えにくい
会社が実在すること自体は、国税庁の法人番号公表サイト で確認できます。
これは安心材料の一つです。
ただ、気になる点が二つあります。
一つは、連絡手段がメールアドレスのみで、電話番号の記載がない こと。
もう一つは、特商法のページに「当サイトの商品は当サイトが販売しているわけではない」旨の記載があること。
つまり、最終的に誰とどんな契約を結ぶのかが、入口の時点でははっきりしない のです。
会社が実在することと、契約条件が明確であることは別の話です。
お金を払う前に、総額・返金条件・契約相手を確認 してください。
電話番号がなく、契約相手も曖昧。
この状態でお金を払うのは、おすすめしません。
確認ポイント
なお、金融庁の無登録業者リストには掲載されていません
本案件は「メルカリ転売・ブログ教材」の販売であり、投資(金融商品取引業)ではありません。
念のため編集部が確認した範囲では、「株式会社GROW・MORE」「真柄翔一」はいずれも金融庁の無登録業者リストには掲載されていませんでした。
これは投資案件ではないため当然ともいえ、掲載がないこと=安全性を保証する ものではない点に注意してください。 投資案件ではないので、無登録リストに無いのは当然です。
「リストに無い=安全」ではありません。
運営会社は実在しても、契約相手や返金条件ははっきりしない、という点を確認しました。
「解約できるのか」「払ったお金は戻るのか」と不安なときこそ、ひとりで抱え込まないでください。
判断に迷ったら、無料のLINEで状況を整理 できます。

投資詐欺検証ラボLINE相談窓口
解約・退会・返金はできる?
真柄翔一氏の副業案件について、本文で確認できる特商法表記には 運営者・代表者・所在地・メール連絡先 が記載されています。
一方で、特商法表記に返金・解約条件の記載は確認できませんでした。
また、特商法ページには「当サイトの商品は当サイトが販売しているわけではない」旨の記載があるため、契約相手と返金窓口を支払い前に確認する必要があります。
お金を払う前に、総額・返金条件・解約/退会の期限・自動更新の有無を確認 してください。
注意
契約相手を文章で残す
最終的に誰と契約し、どの商品にいくら払うのかを 申込画面や契約書面で確認 してください。
記事内に根拠のある返金日数や返金率はないため、具体的な数字は断定しません。
無料登録の先で契約相手が曖昧になるなら、そこで止まるべきです。
返金条件が見えない支払いは、僕なら進みません。
申し込み前のチェックリスト
- 広告の入口(メルカリ転売)と、登録後の中身(ブログ教材)が一致しているか
- その手法が メルカリの規約で禁止されていないか(無在庫販売は禁止)
- 最終的な総額(コンサルまで含めていくらか) が、登録前に明示されているか
- 返金条件・クーリングオフの可否 が書かれているか
- 特商法表記の 運営者名・代表者名・連絡先・電話番号 に空欄や不備がないか
- 運営会社を 国税庁・法人番号公表サイトで検索 し、実在と所在地を確認
- 「月1000万」などの 実績を裏付ける第三者資料がない のに自称だけになっていないか
このリスト、1つでも引っかかったら登録は見送り。
迷うなら、それ自体が見送る理由です。
副業トラブルは 増えています。
国民生活センター も、こう注意しています。
“引用
「簡単に稼げる」「すぐに稼げる」といった副業の広告をうのみにせず、契約する前に、本当に稼げるのか、解約や返金ができるのかをよく確認しましょう。
出典国民生活センター(2024年9月4日 公表資料の趣旨より)
「簡単に稼げる」と煽ってくる広告。
僕は、基本的に信じません。
まとめ|結論は「登録しないほうがいい」
表は左右にスクロールできます
| 切り口 | 編集部の見立て | 押さえる軸 |
|---|
| ① 広告と中身 | 広告は「メルカリ転売」だが、中身は ブログ・ネットビジネスの教材 | 入口と中身のズレは立ち止まるサイン |
| ② 無在庫転売のリスク | メルカリは 無在庫販売を規約で禁止。消費者庁も注意喚起 | アカウント停止リスクを公的資料で確認 |
| ③ 勧誘導線・運営 | 無料を入口に 高額コンサルへ という口コミ(二次情報)。運営はGROW・MORE | 総額・返金条件・契約相手を登録前に確認 |
もう一度、整理します。
「詐欺」と断定できる公的証拠はありません。
運営のGROW・MOREも、法人としては実在 します。
ですが、入口と中身のズレ、メルカリの無在庫禁止、高額コンサルへの導線。
この3つが揃っています。
結論として、この案件への登録はおすすめしません。
正直に言います。
この案件、僕だったら登録しません。
詐欺とは断定しません。
でも、やめといた方がいい。
これが編集部の結論です。
迷ったら、登録ボタンの前で30秒だけ立ち止まる。
それだけで防げる損が、たくさんあります。
確認ポイント
「この副業、登録して大丈夫?」と迷ったら
届いた広告・LINEのメッセージ、運営会社名、案内された金額。
どんな材料でも大丈夫です。
編集部の目で、広告と中身のズレ・規約上のリスク・運営会社の実体・高額プランの有無 を、公的資料に当たって整理 します。
「強い数字の印象」で判断する のではなく「固い事実」で判断するお手伝いをします。
相談料は無料 です。