注意
「1966年創業」より先に見てほしいもの
ImRich(アムリッチ)の広告で目立つのは、
「日本初上陸」「1966年ニューヨーク創業」 という肩書きです。
ですが、この記事で確認したいのは当選実績の是非ではありません。
公式サイト自身がどう説明しているか 、
そして 運営の実態はどこまで確認できるか です。
本記事はImRich(アムリッチ)や運営者を詐欺と断定するものではありません。
確認できること/できないこと を、公式サイトと公的資料をもとに並べます。
結論を先に置きます 先に3行でまとめます。
① 公式サイト(orerich.com)は「1966年ニューヨーク創業」を掲げますが、 裏付けとなる資料は確認できません 。
むしろ表記には 『記載内容はフィクション』 と明記されています。
② 運営名義は「Im Rich」、販売責任者は「真壁徹」氏で、
所在地の東京都新宿区新宿1-36-2は バーチャルオフィス(登記可能な貸し住所サービス)と一致する住所 です。
③ 特定商取引法に基づく表記には 『入金後のキャンセル及び返品(返金)は一切受け付けません』 と明記されており、
情報配信という商品の性質上、 一度支払うと取り戻すのは難しい 仕組みです。
つまり 「1966年創業」というブランド物語より先に見るべきは、公式サイト自身の記載と返金条件 です。
『1966年創業』『日本初上陸』、聞こえはいいです。
でも僕は、運営者自身が『フィクション』と書いている実績や歴史を、判断材料にはしません。
まずは3つに分けて見る 表は左右にスクロールできます
切り口 ざっくり結論 あなたへの意味 ①ブランドの看板 「1966年ニューヨーク創業」を掲げるが、公式サイトの表記に「記載内容はフィクション」と明記 看板の歴史・実績は事実の証明を目的としていない ②運営会社と所在地 運営名義「Im Rich」、責任者「真壁徹」。所在地はバーチャルオフィスの住所と一致 法人格・実体拠点は確認しづらい ③お金の流れ 予想プランは1,000円〜10万円。入金後のキャンセル・返品は一切不可と明記 一度支払うと取り戻すのが難しい
『1966年創業だから安心』 ではありません。
看板・運営実態・お金の流れを分けて見る だけで、判断の材料は変わります。
3つに分けると、何を確認すべきかがはっきりします。
看板の華やかさと、運営実態を同じ信用で見ないことが大事です。
ここまでで、看板・運営実態・お金の流れは別物として見る、という話をしてきました。
とはいえ、自分が見ている広告がどこまで当てはまるのか、
ひとりでは判断しづらいはずです。
迷ったら、登録する前に 気軽にLINEで聞いてください 。
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①「1966年創業」の看板を確認する ImRich(アムリッチ)の公式サイト(orerich.com)を編集部で直接確認しました。
トップページには 「日本初上陸!宝くじ投資ストリートブランド」 という見出しとともに、
ニューヨークの街並みを背景にしたブランドロゴ が掲げられています。
画像:ImRich公式サイト(orerich.com)トップページより(2026-08-21取得) 一方で、 同じ公式サイトのページ下部 には、次の注記が置かれています。
“ 引用
当社が販売・提供している情報は宝くじ関係者への取材から入手した情報、過去抽せんデータ等から当社独自の分析理論により導き出された情報、ライターによる創作を含む情報が混在し、記載内容全般はあくまでフィクションであり、登場する団体名、個人名は実在するものでは御座いません。
出典 ImRich公式サイト(orerich.com)フッター表記より(2026-08-21確認)画像:ImRich公式サイト(orerich.com)特定商取引法に基づく表記ページのフッターより(2026-08-21取得) 「1966年ニューヨーク創業」「日本初上陸」という 歴史的な看板 と、
『記載内容全般はフィクション』という注記 は、同じサイトの中に同居しています。
編集部でも「1966年」という創業年を裏付ける独立した資料は 探しましたが確認できませんでした 。
注意
「当選番号が事前に分かる」系の勧誘に注意
警察庁 SOS47(特殊詐欺対策ページ) は、
宝くじの当選番号が事前に分かると持ちかける手口を ギャンブル詐欺の典型例 として取り上げ、
「『必ず儲かる』『必ず当たる』はウソ!」と明記しています。
この公的な注意喚起は、ImRich(アムリッチ)を名指ししたものではありません。
ただし、 『予想が当たる』という言葉を鵜呑みにしない という姿勢は、この案件にもそのまま当てはまります。 『フィクションです』と自分で書いている歴史や実績を、僕なら信じません。
看板が本物かどうかより先に、これが判断の決め手になります。
看板の話はここまでにして、
次は 運営している会社そのもの を確認します。
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②運営会社と所在地を確認する 公式サイトの 「特定商取引法に基づく表記」 を確認すると、次のように記載されています。
画像:ImRich公式サイト(orerich.com)「特定商取引法に基づく表記」より(2026-08-21取得) 特定商取引法に基づく表記(編集部確認・2026年8月21日時点)
販売業者 Im Rich
販売責任者 真壁 徹
住所 東京都新宿区新宿1-36-2
電話番号 03-5797-8549
販売価格 1,000円から10万円
返品・返金 情報配信という商品の性質上、入金後のキャンセル及び返品は一切受け付けません 表記されているのは「Im Rich」という 屋号 のみで、
『株式会社』などの法人格を示す記載はありません 。
編集部でも国税庁法人番号公表サイトで照合を試みましたが、
『Im Rich』『真壁徹』の名義で法人登記を 確認することはできませんでした 。
個人事業として屋号を使っている可能性も含め、この点は 確認できない事実 として扱います。
法人か個人事業か、それ自体は違法ではありません。
ただ、責任の所在を追いにくいという点は、覚えておいた方がいいです。
次に、住所「東京都新宿区新宿1-36-2」を確認します。
同住所には 法人登記が可能なバーチャルオフィス「METSオフィス新宿御苑」 が運営されており、
月額0円〜数百円程度で貸し住所を利用できるサービス であることが、運営会社の公式サイトで確認できます。
つまり、この住所自体は 実在する合法的なバーチャルオフィス です。
その一方で、 実店舗や事務所の実在を示す情報ではない 点は押さえておく必要があります。
過去の当ラボの検証でも、 武島麻里氏のスマイルサロンの運営会社 が南青山のバーチャルオフィスを住所として使っていた例があり、
バーチャルオフィスの利用自体は特に珍しいことではありません 。
確認ポイント
💬 分析マン的メモ
バーチャルオフィス=怪しい、と単純には言えません。
これってシンプルなんですよ。
住所が実在すること と、 そこで実際に営業していること は、別の話です。
『登記できる住所がある』と『何かあったときに訪ねられる場所がある』は、 混ぜないでおきましょう 。
運営会社の話が終わったので、
次は 実際にお金を払ったあとの流れ を見ていきます。
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③予想情報が届いた後の流れとお金の動き 公式サイトのトップページには 会員限定のログインページ が設置されており、
会員IDとパスワードを入力しないと先の情報は見られない仕組みになっています。
画像:ImRich公式サイト(orerich.com)トップページのログインページより(2026-08-21取得) 特定商取引法に基づく表記によると、 販売価格は1,000円から10万円 の幅があり、
支払い方法は銀行振込またはクレジット決済 とされています。
そして、返品・返金についてはこう明記されています。
“ 引用
情報配信という商品の性質上、ご入金後のキャンセル及び返品(返金)は一切受け付けません。
出典 ImRich公式サイト(orerich.com)特定商取引法に基づく表記より(2026-08-21確認)注意
通信販売に「クーリング・オフ」はありません
消費者庁の通信販売ガイド が説明する通り、
通信販売には訪問販売のような法律上の クーリング・オフ制度そのものがありません 。
あるのは「事業者が返品特約を広告に表示していなければ、受け取りから8日以内は申込みの撤回ができる」という 法定返品権 です。
消費者庁の返品特約ガイドライン によれば、
事業者が 返品不可の特約を表示していれば、その特約が優先 されます。
ImRich(アムリッチ)の表記は、まさにこの「返品不可の特約」にあたります。 つまり、 『当たらなかったから返金してほしい』は、契約上は通りにくい 仕組みです。
支払う前に、この条件を理解しておく 必要があります。
『情報配信だから返金できません』という説明自体は、他の情報商材でもよく見る形です。
でも、それを理解したうえで払うかどうかは、また別の話です。
なお、 同じ『宝くじの当選が事前にわかる』という誘い文句でLINEグループへ誘導し、ギフトカードを要求する手口を検証した記事 も公開しています。
ImRich(アムリッチ)とは運営も手口も異なりますが、
『当選・予想』を切り口にした勧誘には共通の注意点があります 。
あわせて確認してみてください。
返金条件まで確認できたところで、
最後に 登録前のチェックポイント をまとめます。
迷ったら、ここでも LINEで相談してください 。
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登録前のチェックリスト ImRich(アムリッチ)に限らず、 宝くじ予想サイトに登録する前 は、
次の項目を確認すると 危険サインが見つけやすく なります。
特商法表記の確認方法は、 高橋慶行氏の投資の学校プレミアムを検証した記事 でも整理しています。
確認できない項目が一つでもあるなら、そこで一度止まるべきです。
入金ボタンの前で、30秒だけ立ち止まってください。
運営者情報 :責任者の氏名だけでなく、 法人か個人事業か まで確認できるか 看板の歴史・実績 :「創業年」「当選実績」に、 規約上の注記(フィクション等) がついていないか 所在地 :バーチャルオフィスかどうかを 自分でも 調べられるか 返金条件 :入金後のキャンセル・返品が できると思い込んでいないか 。特約の記載を必ず確認する 勧誘の流れ :無料の予想情報のあとに、 高額プランへの誘導 がないか 相談窓口 :迷ったときのために 消費者ホットライン(188) と 警察相談専用電話(#9110) を控えておく この6点のうち 1つでも『確認できない』が混ざったら 、
入金の前に、 一度立ち止まって ください。
まとめ 表は左右にスクロールできます
切り口 編集部の見立て 押さえる軸 ①ブランドの看板 「1966年ニューヨーク創業」を掲げるが、公式サイト自身が『記載内容はフィクション』と明記 看板の歴史・実績は事実の証明を目的としていないと理解する ②運営会社と所在地 運営名義「Im Rich」、責任者「真壁徹」。所在地はバーチャルオフィスの住所と一致し、法人登記は確認できず 屋号のみか法人かを自分でも確認する ③お金の流れ 予想プランは1,000円〜10万円。入金後のキャンセル・返品は一切不可と明記 支払う前に返金条件を必ず確認する
「1966年創業」「日本初上陸」という言葉は、 読み手の警戒を緩めます 。
ですが、確認すべき軸は変わりません。
看板の裏付け・運営実態・返金条件の3つを先に確認する 。
順番をこう変えるだけで、 避けられるトラブル があります。
繰り返しますが、本記事はImRich(アムリッチ)や運営者を詐欺と断定するものではありません。
詐欺と断定できる公的証拠は確認できていません。
同時に、 安心しておすすめできる材料も確認できていません 。
グレーはグレーのまま、確認すべき点を並べました。
判断は、あなたがしてください。
詐欺とは断定しません。
でも、自分で『フィクションです』と書いている看板と、返金できない仕組みだけでは、僕は判断しません。
確認ポイント
迷ったら、登録の前に確認だけでも
「このサイト、大丈夫かな」「この予想、信じていいのかな」と思ったら、LINEで案件名・URL・スクリーンショットを 投げてください 。
消費者ホットライン(188)や特定商取引法の表記 と突き合わせて、確認すべきポイントを一緒に並べます。
相談は無料です(投資助言ではありません)。
登録する前の30秒で、 家族を守れることがあります 。
材料は私が渡します。
判断は、あなたがしてください。