結論を先に置きます
先に結論からお伝えします。
「h5.2025baofu033.shop」「aoexpl.vip」について、現時点で詐欺だと断定できる公的な証拠は確認できません。
ただ同時に、安心して利用をおすすめできる材料も見当たらない、というのが正直なところです。
理由はシンプルです。
①SNS・マッチングアプリで接触し「一緒に運営しよう」と誘う導線が、警察庁の注意喚起する手口と重なる。
②少額の利益を見せたあと、手数料・税金名目で追加入金を求める流れが典型パターンと一致する。
③運営会社も、当編集部が確認した時点でのサイトの実在も確認できない。
この3点が重なっているからです。
なお、投資や金融商品の勧誘であれば金融庁の無登録業者の警告リストで名前を確認できますが、今回の2サイトはリストに名前が掲載されていません。「載っていない=安全」という意味ではない点に注意してください。
結論だけ先に言うと、私だったらこの2サイトにはお金を入れません。
利益の根拠と運営者、どちらも確認できないまま話が進むからです。
まずは3つに分けて見る
「怪しい/怪しくない」を雰囲気で決めると、判断がブレます。
そこで、今回のケースを3つの切り口に分けてから順番に見ていきます。
この整理表は、似たSNS・マッチングアプリ経由の話が来たときにも応用できます。
こうやって分けると、確認すべき場所が見えてきます。
私は「儲かるかどうか」より先に、誰が運営していて、なぜ利益を払うのかを見ます。
表は左右にスクロールできます
| 切り口 | 見るポイント | 結論(現時点) |
|---|
| ①勧誘導線 | SNS・マッチングアプリでの接触から、何を提案されているか | 「一緒にネットショップ/ECサイトを運営しよう」という誘い文句が報告されている |
| ②入出金の仕組み | 利益や出金の流れに、手数料・税金名目の追加請求がないか | 少額出金のあと、高額出金時に追加費用を要求されたという報告がある |
| ③運営情報 | 運営会社・特商法表記・サイトの実在を確認できるか | 当編集部が確認した時点で運営会社名は確認できず、サイト自体にもアクセスできない状態 |
確認ポイント
本記事のスタンス
本記事は、特定の個人や事業者を一方的に断罪することを目的としません。
案件名として報告されている情報と、警察庁・消費者庁・国民生活センター・金融庁などの公的情報を照らし合わせ、受け取る側が冷静に判断するための材料を整理します。
確定情報(当編集部が確認できた技術的事実)と、報道・伝聞ベースの情報は、できるだけ分けて書きます。
h5.2025baofu033.shopとaoexpl.vipはどう語られているか
まず、2つのサイトがどう語られているかを整理します。
ここはまだ評価ではなく、報告されている「内容」を並べた段階です。
見せ方や語られ方だけなら、魅力的に響いて当然です。
私はここで判断せず、次に入出金の仕組みと運営者情報を見ます。
h5.2025baofu033.shop/aoexpl.vipについて報告されている内容(伝聞ベース)
- 接触経路
- SNS・マッチングアプリで知り合った相手からの勧誘
- うたわれる内容
- 一緒にネットショップ(ECサイト)を運営し、利益を分配する
- 入金の名目
- 運営資金・デポジットとしての入金
- 出金時の追加請求(伝聞)
- 手数料・税金・マネーロンダリング疑いの解除費用など
- 運営者情報
- 案内の中に運営会社名・住所・電話番号の記載は確認できず
- 当編集部確認時点の状態
- 2サイトとも2026年7月22日時点でアクセスできない状態(後述)
SNS型投資詐欺で報告されている接触ツールは、Instagramが20.4%と最多で、SNS・マッチングアプリ全体が中心になっている。(画像:警察庁 SOS47特殊詐欺対策ページ公表資料より)「一緒にネットショップを運営しよう」という誘い文句自体は、
多くの副業・投資勧誘で使われる言い回しです。
だからこそ、言葉の響きではなく「誰が、何の根拠で利益を払うのか」という中身を先に確認することが大切です。
①勧誘導線|SNS・マッチングアプリからネットショップ運営へ
報告されている内容によると、接触はSNSやマッチングアプリから始まります。
「一緒にネットショップ(ECサイト)を運営しよう」という誘いを受け、
やり取りを重ねる中で運営資金の入金を求められる、という流れです。
SNSで知り合ったばかりの相手から「一緒にビジネスを」と誘われる話は、
私はまず疑ってかかります。
本当に稼げる話を、見ず知らずの相手にわざわざ持ちかけるメリットは、誘う側にしかないからです。
警察庁は、SNSで接触した相手が「投資すれば利益が得られる」などと持ちかけ、
最終的に「投資金」や「手数料」の名目で振り込ませる手口を「SNS型投資詐欺」として整理しています。
同庁の令和7年(暫定値)の公表では、SNS型投資詐欺の認知件数は9,538件(前年比+48.7%)、被害額は1,274.7億円(前年比+46.3%)に上っています。
異性を装って接触する「SNS型ロマンス詐欺」も、認知件数5,604件(前年比+46.5%)、被害額552.2億円(前年比+37.8%)と、同じ資料で報告されています。
注意
ここは確認できていません
h5.2025baofu033.shop・aoexpl.vipの勧誘が、警察庁の言う「SNS型投資詐欺」の手口と完全に一致するかどうかは、当編集部として確定できていません。
あくまで、報告されている勧誘の中身と、公的機関が注意喚起する手口の特徴が重なっているという整理です。
接触経路や誘い文句だけでは、安全か危険かの判断はまだつきません。
気になるSNS・マッチングアプリの勧誘があるなら、スクショをLINEで送って一緒に確かめてください。

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②入出金の仕組み|少額の利益から追加請求への流れ
次に、お金の流れを見ます。
この手の勧誘で報告される典型パターンは、最初に少額の利益を実際に出金させるというものです。
「本当に利益が出た」「このサイトは信用できる」と思わせるための、いわば信用獲得の演出です。
最初に少額の利益を振り込ませて信用させる手口を、警察庁がやり取りの再現イメージで示している。(画像:警察庁 SOS47特殊詐欺対策ページ公表資料より)続くステップとして警察庁が示すのが、高額の利益を表示したうえで「出金には手数料が必要」と追加入金を求めるという流れです。
再現イメージでは、
投資金額200万円に対し「利益1,092万円」という偽の表示を見せ、
「利益の10%=109万円を振り込んでください」と手数料を要求。
振り込んだ後も「税金としてあと100万円必要」と、さらに追加の入金を求める様子が示されています。
「利益を受け取るには追加の入金が必要」という要求は、警察庁・国民生活センターが共通して注意を促す危険信号のひとつ。(画像:警察庁 SOS47特殊詐欺対策ページ公表資料より)「手数料」「税金」を理由に追加の入金を求められた時点で、
私はその話を止めます。
正規の取引で、利益を受け取るために先払いが必要になることは、通常ありません。
今回のケースで報告されている「手数料」「税金」「マネーロンダリング疑いの解除費用」といった追加請求の名目は、
国民生活センターがマッチングアプリで知り合った相手から勧められた投資サイトに手数料を払ったが出金できないという相談事例や、儲け話に関するトラブルとして整理する手口とも重なります。
消費者庁も、「儲け話をすすめられたら、まずは疑いましょう」としたうえで、「投資資金の振込先に個人名義の口座を指定された場合、それは詐欺です」と明確に注意を促しています。
少額の利益や、手数料・税金名目の追加請求は、その場では見分けにくいものです。
入金の前にお金の流れをLINEで一緒に確認しましょう。

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③運営情報|今確認するとどうなるか(当編集部の技術調査)
最後に、運営者とサイトの実在を確認します。
報告されている内容の中に、運営会社名・住所・電話番号の記載は見当たりません。
そこで当編集部では、2026年7月22日時点で2サイトの技術的な状態を確認しました。
ここが確認できないんです。
誰が運営しているか分からないサイトに、私はお金を入れません。
当編集部が2026年7月22日に確認した技術情報
- h5.2025baofu033.shop(h5.2025baofu033.shop/h5/)
- DNS上、レジストラ(Gname)が失効ドメイン向けに用意した転送先「exp.gname.net」を指す状態。サイト本体には接続できず
- 2025baofu033.shop ドメイン登録情報(RDAP照会)
- 登録日は2025年6月27日。ネームサーバーは「expire1.gname-dns.com」「expire2.gname-dns.com」という、レジストラの失効ドメイン用プレースホルダーに変更されている
- aoexpl.vip
- DNS照会でNXDOMAIN(ドメインが存在しない)。登録自体が抹消・失効しており、サイトへの接続もできない状態
- 金融庁 無登録業者リストとの照合
- 「h5.2025baofu033.shop」「aoexpl.vip」いずれも、2026年7月22日時点のリストに掲載は確認できず
つまり、いま改めてこの2つのサイトを確認しようとしても、どちらも実質的にアクセスできない状態になっています。
ドメインの取得からおよそ1年というタイミングでこの状態になっている点は、
「悪評が立てば別のドメインへ切り替える」という使い捨て運営の可能性とも重なりますが、
これは当編集部の推測であり、断定できるものではありません。
特定商取引法では、通信販売を行う事業者に対し、氏名・住所・電話番号などの表示を義務付けています。
この表示が確認できない時点で、少なくとも通常のネットショップとは異なる運営体制だったことがうかがえます。
サイトが確認できなくなった今、これから同じ手口に遭わないための材料として記録しておく意味はあると思います。
過去に入金してしまった方は、次の章の相談先を確認してください。
運営会社もサイトの実在も確認できないと、安心材料は集まりません。
似たようなSNS・マッチングアプリの話に迷ったら、登録・入金の前にLINEで一緒に確認しましょう。

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気になる5つのポイント(編集部整理)
ここまでの内容を、検索する人が抱きやすい不安の形に整理し直します。
- 1SNS・マッチングアプリ発の「一緒に運営しよう」という誘い——見ず知らずの相手が、見返りなく儲け話を持ちかける理由が見えない。
- 2少額の利益を先に出金させる演出——本当に稼げているように見せかけ、信用させてから高額入金を引き出す典型パターンと重なる。
- 3手数料・税金名目の追加請求——正規の取引では通常発生しない、利益受け取り前の先払い要求。
- 4運営会社・特商法表記が確認できない——問い合わせ先も責任の所在も分からないまま入金が進む。
- 5サイト自体が短期間でアクセスできなくなっている——当編集部の確認時点で、2サイトとも実質的に消滅している状態。
注意
ここは確認できていません
上の5点は「危険信号として挙がりやすいポイント」であって、違法行為が確認されたという意味ではありません。
h5.2025baofu033.shop・aoexpl.vipについて、詐欺だと断定できる公的証拠は確認できていません。同時に、安心して利用をおすすめできる材料も見当たりません。
公的機関が警告する「SNS型投資詐欺」の実態
今回の2サイトそのものを名指しした公的な処分・注意喚起は確認できませんでした。
ですが、「SNSやマッチングアプリで知り合った相手からの投資・副業の誘い」については、公的機関が繰り返し注意喚起を出しています。
SNS型投資詐欺では、最初の接触後、被害者との連絡がLINEに移行するケースが93.2%を占めている。(画像:警察庁 SOS47特殊詐欺対策ページ公表資料より)警察庁の資料では、最初の接触はInstagramやYouTube、Xなど様々なSNSからですが、
その後の具体的なやり取りはLINEに集約される割合が93.2%にのぼると示されています。
「SNSで見かけた」「マッチングアプリで知り合った」という入り口の広さに対し、
実際のお金のやり取りに関わる部分はLINEなどのクローズドな空間で進むという構図です。
入り口はSNSやマッチングアプリで様々でも、お金の話が始まる場所はLINEに集約されやすい。
この構図自体は、私も何度も見てきました。
もし不安を感じたら|相談先と188
すでに入金してしまった、という場合でも、一人で抱え込まないでください。
お住まいの市区町村や都道府県の消費生活センターに相談できます。
全国共通の電話番号として、消費者ホットライン「188(いやや!)」があります。
最寄りの相談窓口を案内してくれる、3桁の無料の番号です。
緊急の被害でない相談は、警察相談専用電話「#9110」も利用できます。
暗号資産での送金が絡む場合は、警察のサイバー事案相談窓口でも相談を受け付けています。
緊急性が高い場合は、110番への通報も検討してください。
ヒント
迷ったら、入金の前に確認を
投資や副業で大切なのは、焦って判断しないことです。
少しでも違和感を覚えたら、いったん立ち止まって情報を集めてください。
相談は無料です。お金を払う前・個人情報を渡す前に確認するほど、選べる手は多く残ります。
判断する前のチェックリスト
今回のケースに限らず、SNS・マッチングアプリで届く「一緒に運営しよう」「投資しよう」という誘いを見たときに使えるチェックリストです。
- なぜ、見ず知らずの自分に儲け話を持ちかけるのか、納得できる理由があるか
- 少額の利益を見せられたあと、高額の追加入金を求められていないか
- 「手数料」「税金」「マネーロンダリング解除費用」などの名目で先払いを求められていないか
- 運営会社名・特定商取引法に基づく表記が確認できるか
- 投資や金融商品の勧誘なら、金融庁の無登録業者リストに載っていないか(載っていないことは安全の保証にはならない)
- 個人名義の口座への振込を求められていないか(個人口座を指定された時点で、消費者庁は詐欺と明言しています)
まとめ
h5.2025baofu033.shopとaoexpl.vipについて確認してきました。
現時点で詐欺だと断定できる公的証拠は確認できません。
ただ、SNS・マッチングアプリ発の勧誘・少額の利益から追加請求へ向かう入出金の流れ・運営者もサイトの実在も確認できないという3点がそろっており、安心して利用をおすすめできる材料は見当たりません。
表は左右にスクロールできます
| 切り口 | 確認できたこと | 確認できなかったこと |
|---|
| ①勧誘導線 | SNS・マッチングアプリで「一緒に運営しよう」と誘われたという報告 | 誘う側が見返りなく声をかける理由 |
| ②入出金の仕組み | 少額の利益提示のあと、手数料・税金名目の追加請求が報告されていること | 追加請求の法的な根拠・利益の裏付け |
| ③運営情報 | 当編集部確認時点で2サイトともアクセスできない状態であること | 運営会社名・特商法表記・責任の所在 |
最終的に判断するのはご自身です。
ただ、🤔「あれ?」「なんか変かも?」と感じたら、その感覚を大切にしてください。
似た手口は当サイトでも検証しています。あわせてワンステップの検証や、ハイメディックジャパン「恵みのシリカ」投資詐欺事件も参考にしてください。
なお、暗号資産の出金拒否についてはキングスコインの検証、LINE経由の副業話全般についてはLINE副業詐欺の見分け方もあわせてご覧ください。