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プライスチェッカーの副業は詐欺?日給12万円と高額プランを検証

「スマホのみで完結」「初心者・未経験OK」「安心サポート無料」とうたうプライスチェッカーの広告の一部
タダシ(投資詐欺検証ラボ 編集長)

タダシ

こんにちは、タダシです。

編集長のコメント

タダシ

編集長のタダシです。

『プライスチェッカー』の広告、気になりますよね。

公的資料だけで、一緒に確認しましょう。

結論

プライスチェッカーには登録しないでください。 日給12万円は、実態の物販作業とかけ離れています。

『スマホ1台、1日10〜15分』の広告とは裏腹に、 実態は中国の仕入れサイトから仕入れて、 メルカリなどで転売する物販の作業だからです。 ここから、広告の文言と実態を1つずつ照らし合わせます。

編集長のコメント

タダシ

正直に言います。

『今なら0円』の言葉ほど、後の電話で高額プランへ誘導される入り口はありません。

私なら、ここで登録をやめます。

結論を先に置きます

プライスチェッカー(Price Checker)は、 動物キャラクターを使った広告が目印の副業サービスです。 株式会社DAIS&Co(代表:坂本大)が2026年4月にリリースしました。 今回、広告の記載と公的資料だけで、この副業を確かめました。

まず結論から。 「詐欺と断定できる公的な証拠」は確認できません。 ただし、安易に登録・申し込みをおすすめできる材料も見当たりません

理由は3つあります。 広告に副業内容の説明がなく、 仕事の実態が中国輸入転売だと分かるまで一切明かされないこと。 0円スタートをうたいながら、 LINE経由の電話で数十万〜200万円前後のプランへ誘導されること。 運営会社の株式会社DAIS&Coは実在するものの、 サービスのリリース直前に本店を移転していること。

編集長のコメント

タダシ

『0円スタート』『後払いOK』。

聞こえのいい言葉が並ぶほど、私は先に総額を確認したくなります。

確認ポイント

本記事のスタンス

断定はしません。 確認できた事実と、確認できなかったことを分けて並べます。 判断はあなたがしてください

まずは3つに分けて見る

この案件は、3つの視点に分けると整理しやすくなります。 広告の中身・勧誘導線・運営会社の実態の3つです。

表は左右にスクロールできます

視点確認できたこと確認できなかったこと
①広告の中身「日給12万円」「スマホ1台・1日10〜15分」と宣伝収入実績を裏づける客観的な根拠
②勧誘導線0円スタート→LINE登録→電話でプラン案内という流れ料金が提示される前に作業内容が説明される仕組み
③運営会社の実態株式会社DAIS&Co(法人番号6010401098305)としての法人登記この会社が「日給12万円」の副業を提供できる根拠

編集長のコメント

タダシ

私なら、この3つのどれか1つでも欠けている時点で、一旦立ち止まります。

1つずつ、広告の記載と公的資料で見ていきます。

プライスチェッカーの広告に大きく書かれているのは、 「スマホ1台で簡単」「知識・経験一切不要!」という言葉です。 「ノルマなし」「1日10分〜15分の空き時間でOK」という表現も添えられていて、 気軽に試せそうに見えます。

引用

163,744名が参加中/日給12万円の実績者が掲載/スマホ1台で簡単/知識・経験一切不要!/1日10分〜15分の空き時間でOK

出典プライスチェッカーの広告ページより
スマホひとつではじめられる、むずかしい設定はいりませんと書かれたプライスチェッカーのLPトップページ
プライスチェッカーの広告LPトップページ(画像:プライスチェッカーの広告ページより)。

広告には「はじめやすい4つのポイント」として、 「スマホだけで気軽に開始」「ノルマや営業なし」といった言葉も並びます。 ただし、この時点では「何をして」「誰から」対価を受け取るのかは一切説明されておらず仕事の中身が明かされないまま登録だけが進むつくりです。

スマホだけで気軽に開始、ノルマや営業なしとアピールするプライスチェッカーの広告の「はじめやすい4つのポイント」
広告に掲載された『はじめやすい4つのポイント』。ここでも仕事の内容には触れていません(画像:プライスチェッカーの広告ページより)。

編集長のコメント

タダシ

『スマホだけ』『ノルマなし』。

聞こえのいい言葉を並べるほど、私は『で、何をするの?』と聞きたくなります。

「この広告、登録して大丈夫かな」と迷っている段階でも、大丈夫です。 広告のスクショを送ってもらえれば、 確認すべきポイントを一緒に並べます。

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広告と実態のズレ|「1日10分」で終わらない仕事

広告の裏側を調べると、 プライスチェッカーの正体は 中国の仕入れサイト「1688」から商品を仕入れ、 メルカリ・楽天・Yahoo!ショッピングで転売するための商品選別ツールでした。 仕入れ先として「1688」のロゴが表示されるシステム画面も確認できます。

中国輸入転売(物販)そのものは、 正しく取り組めば成立しうるビジネスです。 ただし、以下の作業が必要で、「スマホのみ・1日10〜15分」では到底完結しません

  • 仕入れ商品のリサーチと選定
  • 仕入れ資金の確保(数万〜数十万円)
  • 1688(中国語サイト)での発注・支払い
  • 商品到着後の検品と、メルカリ・楽天・Yahoo!ショッピングへの出品作業
  • 購入者対応・梱包・発送の手配

1日10〜15分のスキマ時間で日給12万円(月収360万円)を目指すには、 物販の利益率を仮に30%とすると、 1ヶ月で1,200万円分の商品を売る計算になります。 初心者がスキマ時間で到達できる数字とは、言いにくいところです

編集長のコメント

タダシ

『知識・経験不要』と言われても、中国語サイトでの発注や検品は避けて通れません。

私なら、この作業量を『1日10分』とは呼びません。

「163,744名が参加中」に見合う実績は見つからない

広告には、実績として 「スキマ時間で1日38,000円」(30代主婦) 「副業開始5日目で72,000円」(20代会社員) 「自宅作業で日給120,000円」(40代女性) という声が掲載されています。

30代主婦は日給38,000円、20代会社員は5日目で72,000円、40代女性は日給120,000円という実績を紹介するプライスチェッカーの広告
広告内に掲載された実績の声。いずれも取引履歴や振込画面などの裏付けは示されていません(画像:プライスチェッカーの広告ページより)。

ただし、これらの実績を裏づける証拠(取引履歴・振込画面・出品ページなど)は一切示されていません。 プライスチェッカーは2026年4月にリリースされたばかりのサービスです。 「163,744名が参加中」という規模と、サービスの新しさが噛み合っていません

編集長のコメント

タダシ

広告の中の『実績の声』は、広告の一部です。

私は、第三者の記録で確認できるまでは実績と呼びません。

②勧誘導線|0円スタートの先にある高額プラン

次に、登録してからの流れです。 広告には「通常価格9,800円 → 今なら後払いOK!0円スタート!」と書かれています。

通常価格9,800円が後払いOKで0円スタートとアピールするプライスチェッカーの「安心サポート宣言」
広告の『安心サポート宣言』。0円で終わるわけではない点が、この先の展開でわかります(画像:プライスチェッカーの広告ページより)。

「0円」で終わるのは、この段階だけです。 LINE登録後は電話でのサポート案内に誘導され、 数十万〜200万円前後の高額プランを提示される可能性が高いと見られます。 同種の手口では、電話口で提示される費用の相場は20万円〜200万円前後とされています (推測:後述する国民生活センターの相談事例に基づく目安)。

実際、国民生活センターの発表にも、 次のような相談事例が紹介されています。

引用

広告や友人等からの紹介では『未経験者でもOK』『月に数十万〜数百万円の収入可能』『1日10分のスマホ作業で稼げる』『実質無料で始められる』など時間、労力、費用などのコストがかからず誰でも簡単に高収入を得られると強調する内容が共通してみられ、消費者に興味を持たせています。

出典国民生活センター「『転売ビジネス』で稼ぐつもりが…簡単には儲からない!」(2021年2月10日発表)より

この発表は、プライスチェッカーを名指ししたものではありません。 ただし、広告の言葉づかいと、この案件の広告文言は驚くほど一致しています。 同資料では、事業者へ問い合わせると 「本当に転売ビジネスで稼ぎたいならサポートが必要」と言われ、 数十万円、時には100万円を超えるサポート料を提示された相談事例も紹介されています。

仮にサポートプランが100万円で、物販の利益率が30%だとすると、 プラン代を回収するにはおよそ330万円以上の商品を売る必要があります。 1日10〜15分のスキマ時間で回収できる金額とは、考えにくいところです。

『0円スタート』を入口に、 仕事に必要だとして高額な費用を負担させる商法は、 特定商取引法上の「業務提供誘引販売取引」という類型に該当しうる構造です。 特定商取引に関する法律第51条は、 『仕事を提供するので収入が得られる』という口実で消費者を誘引し、 仕事に必要であるとして商品等を売って金銭負担を負わせる取引を、 この類型と位置づけています(消費者庁の解説より)。 この類型に当たる場合、クーリング・オフ期間は契約書面受領日から20日間(通常より長い)と定められています。

編集長のコメント

タダシ

無料の段階が長いほど、断りにくくなります。

電話でプランを提示される前に、料金の総額を先に聞いてください。

「もう登録してしまった」「電話でプランを勧められて迷っている」という方は、 届いた案内をそのまま送ってください。 契約する前に、一緒に確認できることがあります。

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③運営会社|特定商取引法の表記と本店移転

3つ目は、運営会社です。 プライスチェッカーの特定商取引法に基づく表記を確認すると、 販売事業者として「株式会社DAIS&Co」、 運営責任者として「坂本大」という名前が記載されています。

特定商取引法に基づく表記の記載

販売事業者
株式会社DAIS&Co
運営責任者
坂本 大
所在地
神奈川県横浜市西区浅間町1丁目4番3号 ウィザードビル402
電話番号
044-400-0564
メールアドレス
[email protected]
販売事業者は株式会社DAIS&Co、運営責任者は坂本大と記載されたプライスチェッカーの特定商取引法に基づく表記
プライスチェッカーの特定商取引法に基づく表記(画像:プライスチェッカーの広告ページより)。

この社名を、国税庁法人番号公表サイトで確認しました。 株式会社DAIS&Coは、法人番号6010401098305として実在が確認できます。 公表サイトに記載された現在の所在地も、特商法表記の住所と一致しています。

業種サービス業、資本金600万円、代表者名坂本大と記載されたPR TIMESの株式会社DAIS&Co企業情報ページ
PR TIMESに掲載された株式会社DAIS&Coの企業情報。プレスリリースは1件のみです(画像:PR TIMES掲載ページより)。

ここで、国税庁のデータから気になる事実が確認できました。 国税庁法人番号公表サイトの変更履歴によると、 株式会社DAIS&Coは令和8年(2026年)3月30日に、 本店を横浜市鶴見区から現在の横浜市西区へ移転しています。 これは、プライスチェッカーが2026年4月にリリースされる直前のタイミングと重なります。

編集長のコメント

タダシ

サービス開始の直前に本店を移転する。

そのこと自体が違法というわけではありません。ただ、私なら理由が気になります。

移転前の所在地のビル名には、運営責任者と同じ「坂本」の文字が含まれていました。 名字と一致しており、自宅兼事務所だった可能性も考えられます。 会社が実在することと、 『日給12万円』の副業を提供できることは、別の話です。

「特商法表記の会社名を調べてみたけど、判断がつかない」という方も、 その会社名をそのまま送ってください。 一緒に確認できることがあります。

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口コミ・評判|「稼げた声」はまだ見つからない

実際に稼げた人の声があるのかも、あわせて確認しました。 プライスチェッカー・株式会社DAIS&Coの口コミ(二次情報)を調べたところ、 「稼げた」という声は見つかりませんでした

プライスチェッカーで検索すると副業は詐欺か怪しいという記事ばかりが並ぶGoogleの検索結果
『プライスチェッカー』の検索結果には、副業の実態を疑う記事が複数並んでいます(画像:Google検索結果より)。

むしろ検索結果に並ぶのは、 「怪しい副業ではないか」と疑う記事ばかりです。 「163,744名が参加中」とうたうサービスにしては、 肯定的な口コミがほとんど見当たらないのは不自然に映ります。

国民生活センターにも、 簡単な副業をきっかけに高額な費用を求められたという相談が 継続して寄せられています。 この発表もプライスチェッカーを名指ししたものではありませんが、 同種のパターンが今も繰り返し注意喚起されていることがわかります。

編集長のコメント

タダシ

『口コミが見つからない』のは、まだ新しいサービスだからかもしれません。

ただ、判断材料が少ない今は、急いで契約する理由にもなりません。

登録前に立ち止まりたい3つの理由(編集部整理)

ここまでの材料を、編集部として3つに整理します。 広告のどこにも、仕事の中身が説明されていないこと。 0円スタートの先で、数十万〜200万円前後のプランが待っていること。 サービス開始の直前に、運営会社が本店を移転していること。

特に③は、この案件の構図に関わります。 集客するのはかわいい動物キャラクターと「日給12万円」という言葉、 契約の相手として名前が挙がるのは、直前に本店を移転した会社。 入口の見せ方と、運営の足取りが気になるという二段構えです。

確認ポイント

分析マン的メモ

これはシンプルです。 『仕事の中身』と『支払う総額』を、契約前にどちらも確認するだけです。 この2つが揃わない案件は、揃うまで待っても遅くありません

編集長のコメント

タダシ

私なら、この3つが揃わないうちは動きません。

急がなくても、確認する時間はまだあります。

申し込む前のチェックリスト

電話でプランの案内を受ける前に、このリストを上から確認してください。 迷ったら、消費者ホットライン188で契約前に相談することもできます。

  • 特定商取引法に基づく表記で、事業者名と所在地・電話番号を自分の目で確認した
  • 『毎日10〜15分の作業』の具体的な中身を、契約前に文面で確認した
  • 電話で提示された金額と、その内訳(サポート料・仕入れ資金)をメモした
  • 『0円スタート』の後に発生する費用の上限を確認した
  • 契約を即決せず、一度持ち帰ると決めた
  • 不安が残る場合は、契約前に消費者ホットライン188へ相談した

編集長のコメント

タダシ

全部にチェックがつくまで、契約は待ってください。

急かされたときほど、ゆっくりでいいんです。

まとめ|3つの視点をもう一度

表は左右にスクロールできます

視点確認できたこと確認できなかったこと
①広告の中身「日給12万円」「スマホ1台・1日10〜15分」という宣伝文収入実績を裏づける客観的な根拠
②勧誘導線0円スタート→LINE登録→電話でプラン案内という流れ料金提示前に示される具体的な作業内容
③運営会社の実態株式会社DAIS&Co(法人番号6010401098305)としての法人登記と本店移転の履歴この会社が「日給12万円」の副業を提供できる根拠

プライスチェッカーは、 特定商取引法に基づく表記の会社名までは、たどれる案件でした。 一方で、「日給12万円」を裏づける根拠や、 0円スタートの先で提示される総額に見合う作業内容は、 最後まで確認できませんでした。 判断の材料は、この記事にすべて並べました。 判断は、あなたがしてください。

編集長のコメント

タダシ

私なら、この3つの視点が全部埋まるまで、財布は開きません。

焦らず、順番に確認してください。

確認ポイント

申し込む前に、30秒だけ

「もう登録してしまった」「電話でプランを勧められている」という方は、 契約する前にLINEで届いた案内をそのまま送ってくださいプランを提示された段階でも、材料は一緒に並べます。 申し込む前の30秒で、守れるお金があります。