「あなた専用のAIパートナーと、一歩ずつ新しい未来へ。」——そう謳うFX自動売買の副業案件、AI INFINITY(AIインフィニティ) の話です。
まず、確認できたことと、確認できなかったことを分けます。
① 運営元とされる「株式会社アイテック」は、同じ商号の会社が全国に複数あり、AI INFINITYと結びつく法人番号を編集部では特定できませんでした。
② 「AI INFINITY」「AIインフィニティ」という名称は、金融庁の無登録業者に対する警告リストに見当たりませんでした。
ただし、FX自動売買ツール(EA)を切り口にした勧誘そのものは、消費者庁が実際に業務停止命令を出した事例があります。
③ AI INFINITY自体の公式サイト・特定商取引法に基づく表記も、編集部では見つけられませんでした。
結論として、AI INFINITYを「詐欺と断定できる公的証拠」はありません。
ただし、それ以前に運営の実在すら確認できないという状態です。
本記事では、その確認の過程を含めて整理します。
AI INFINITYの運営元は、参考にした記事では「株式会社アイテック」と紹介されています。
ただし、この商号の会社は、国税庁の法人番号公表サイトで確認できるだけでも全国に10社以上あります。
例えば、大阪府大阪市北区の「アイテック株式会社」、東京都新宿区の「株式会社アイテック」など、所在地も事業もそれぞれ別です。
編集長のコメント
タダシ
同じ名前の会社が何社もあると、
どれが本物か、利用者の側からは絞り込めません。
僕なら、この時点でかなり慎重になります。
編集部が確認した「株式会社アイテック」の一例
法人A
アイテック株式会社(大阪府大阪市北区梅田)
法人B
株式会社アイテック(東京都新宿区西新宿)
AI INFINITYとの一致
確認できない(法人番号を特定できず)
AI INFINITYの前身とされる「AIコネクト」についても調べましたが、
副業を検証するブログによって、運営会社の記載が「株式会社アイテック」と「株式会社D4cアカデミー」で食い違っていました。
どちらも編集部が裏を取れていない二次情報です。
AIコネクトとAI INFINITYが、同じ運営による名称変更なのかどうかも、一次情報では確認できませんでした。
一方で、FX自動売買ツール(EA)を切り口にした勧誘そのものは、実際に行政処分の対象になった事例があります。
消費者庁は2023年、FXの自動売買ツール(EA)作成ソフト「EA development for MT5」の利用に関する役務提供を行っていた連鎖販売業者に対し、特定商取引法に基づく業務停止命令を出しました。
AI INFINITYとは別の事業者ですが、「FX自動売買(EA)+連鎖的な勧誘」という型そのものが、公的に問題視された実例です。